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私たちが本当に欲しいブランドは

  • 浅川 夏樹

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2007年7月26日(木)

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 女性はブランド品に弱い生き物ですが、企業が国際競争で勝ち残るためにもブランド力は大事な戦略だと思います。

ヘルプのシホ 「お誕生日にカルティエのネックレス欲しいな~」

お客様     「まったく、なんで女はそんなにブランド品が好きなのかな…」

シホ      「社長さんだって車はベンツで、モンブランの万年筆だって最高級のマイスターシュテュックでしょ。今日のジャケットだってロシアのプーチン大統領も愛用しているブリオーニですよね。高級ブランド品ずくめじゃないですか」

お客様     「ブランド品は伝統や職人気質に支えられた品質だし、アフターフォローもいいから長く愛用しているけど、俺は君たちのように宝石なら幾つあってもいいというのと違うんだよ」

シホ      「だって、ブランド品って身に着けていると幸せな気分になれるんですもの」

お客様     「確かにブランド力は企業にとっても大事だよ。どんなにいい商品を作っても、ブランド力がある方が高い値段で取引が可能だから、利益率はいいわけだ」

夏樹      「外国人のお客様がソニーの携帯を欲しがるのも、ソニーは海外では認知度が高いので日本のエレクトロニクスの代表ブランドだと思っている方が多いからです」

シホ      「携帯で思い出しましたけど、ノキアの最高級モデルのVertuが8万3000ドル(約1000万円)で販売されていて、それが中国やインドだけじゃなくてベトナムでも品切れになるらしいですよ」

お客様     「今の世界経済を牽引しているのは、先進諸国ではなくてBRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)をはじめとする経済急成長国という象徴みたいな出来事だな」

夏樹      「新興諸国の富裕層の増加は凄い勢いですよね。まだ金融では米国と英国が世界をリードしているけれど、日本は金融が弱いからどうなってしまうのでしょう」

シホ      「でも、日本は技術大国だし、匠の技があるじゃないですか」

お客様     「そこで日本は墓穴を掘っているよね。どんなに品質が良くてもブランド力がなければ高く売ることができない。ブランド力がなければ多少品質で劣っていても格安のメインド・イン・チャイナに市場を取られてしまう」

夏樹      「ブランド力は一朝一夕にはつけることはできませんしね」

お客様     「大衆車や満員電車で通勤する技術者では、どんなに技術があっても富裕層が欲しくなるようなラグジュアリーと言われる高級ブランド品を創るのは難しいよな」

シホ      「だから、銀座のお店のママはホステスが電車やバスで通勤するのを禁止しているのね」

  お客様     「銀座のクラブにわざわざ来るのは、ママやホステスたちの物事を捉える視点や思考が普通と違うから面白いからであって、電車やバスで通勤するのなら会社の可愛いOLとあまり変わりないじゃないか」

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