「3分で学ぶ投資の極意 〜パーソナルファイナンス編」

「死なない時代」の死亡保障を考える

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2007年9月21日(金)

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 40歳の男女が1000人いたとして、1年後の生存者は一体何人いるのだろう。

 厚生労働省の「平成18年簡易生命表」によると、1000人のうち亡くなる男性は1.38人、女性は0.74人の確率だ。つまり、ほぼ999人が生存していることになる(表1)。この数字が多いか少ないかは、人それぞれの捉え方による。しかし、多くの人がこの「1000分の1」を危惧して(つまり、「今、自分が死んだら大変だ」と考えて)、生命保険に加入している。

(表1)【性別・年齢別死亡率と平均余命】

 家計を支える大黒柱ならば、既に生命保険に加入していることだろう。「死んだら支払われる」という死亡保障。何を根拠にその額を決めたか、記憶にあるだろうか。保険診断をしていると、「セールスの人に薦められるままに」「まわりの同僚と同じ額で…」と、決まって同じ答えが返ってくる。

 しかし、死亡保障の額は本来、万一の事があった際、残された家族が生きていくために必要な金額に対して、公的保障や預貯金などでは不足する額を指す。具体的な式にすると、こうだ。

死亡保障額A=遺族の生活費の累計B−(公的保障で受け取れる金額C+預貯金D+遺族の収入E)
(表2)【遺族基礎年金の金額】

●遺族厚生年金は「金融広報中央委員会」のサイトをでシミュレーション可能。

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著者プロフィール

田辺 南香(たなべ みか)

田辺 南香

ファイナンシャル・プランナー

情報誌の社内ITコンサルタントとして、課題解決のためのプロジェクトを多く経験。退職後、その経験を個人のライフプランの実現に役立てたいとFPとして独立。現在は、資産運用、ライフプラン、マネープランに関するコラムの執筆、セミナー講師などを中心に活動。プラチナ・コンシェルジュ 所属。



このコラムについて

3分で学ぶ投資の極意 〜パーソナルファイナンス編

日常生活における身近なマネープランからグローバルな投資情報まで、個人投資家にとって役立つ情報や今すぐ実践できる投資術を取り上げ、ポイントを絞って解説します。マネーやキャリアに関するコンシェルジュ・サービスを提供する、女性ファイナンシャルプランナーのネットワーク「プラチナ・コンシェルジュ」のメンバーがお届けします。

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