「3分で学ぶ投資の極意 〜運用実用編」

3分で学ぶ投資の極意 〜運用実用編

2007年9月26日(水)

外貨商品の特性を知って賢く選ぶ 
〜外貨投資(3)

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 日本以外の国や地域へ投資する「外貨投資」の商品ラインアップはバラエティーに富んでいる。高い利益を確実に上げる商品に投資したいのはやまやまだが、「確実に儲かる」話は災いのもと。堅実な基準で選びたい。

 個人投資家にも利用しやすい外貨建ての商品には、大きく分けて「外貨預金」「外貨建てMMF(マネー・マネージメント・ファンド)」「外国為替証拠金取引(FX)」などがある。

 商品の特性によって、金利収入を重視した長期投資に適したものから、為替差益を狙った短期投資が可能なものまで様々だ。投資の目的やスタイルを基に、商品の特性を見てみよう。

 外貨預金は、主な銀行で取り扱われている最も身近な外貨建て商品の1つ。円預金と同様に普通預金と定期預金とがあり、後者の方がより有利な金利設定になっているのが一般的。ただし、通常、定期預金の途中解約はペナルティーが科され、為替手数料が相対的に高めになっているので、必然的に長期投資が前提となる。

 外貨のまま引き出すには手数料がかかるが、金融機関によってクレジットカードやトラベラーズチェックの決済にも使えるので、国際派には利便性が高い。

 外貨建てMMFは、預金のような元本の保証はないものの、短期国債を中心に安全性の高い運用を行うことができる。原則として購入した翌日から自由に解約でき、流動性が高い。一般的に外貨普通預金に比べ利回りが高く設定されていること、為替手数料が安いことから、短期の売買に使いやすい。また、毎月末、実績に応じた収益分配金が加えられ、自動的に複利運用が行われるため、金利上昇時には長期投資でもメリットが高い。

 FXは、近年新しく登場した商品。取引にかかるコストが割安で、ほぼリアルタイムの為替レートが適用されるため、短期的な為替レートの変動を狙いやすい。手元資金の数倍から数百倍の為替取引ができる点や、外貨の「空売り」で円高局面にも利益を得るチャンスがある点など、他の商品と比べて自由度が高い。

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著者プロフィール

國場 弥生(くにば やよい)

國場 弥生

ファイナンシャル・プランナー
金融機関での勤務を経て独立系のファイナンシャル・プランナーに。現在は、中立的な立場から個人のライフプラン、資金準備・資産運用などのプラン作りを行っている。企業内での個人相談やセミナー、書籍や雑誌、Webサイト上での執筆活動を幅広く行っているほか、All Aboutのガイドも務めている。プラチナ・コンシェルジュ所属。


このコラムについて

3分で学ぶ投資の極意 〜運用実用編

日常生活における身近なマネープランからグローバルな投資情報まで、個人投資家にとって役立つ情報や今すぐ実践できる投資術を取り上げ、ポイントを絞って解説します。マネーやキャリアに関するコンシェルジュ・サービスを提供する、女性ファイナンシャルプランナーのネットワーク「プラチナ・コンシェルジュ」のメンバーがお届けします。

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