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海外投資家がインド株を好む3つの理由

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2007年10月30日(火)

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 インドの株式市場では、代表株価指数であるムンバイ証券取引所のSENSEX指数が、10月24日現在で年初来35%の上昇を見せた。米ドル換算で評価すると55%の値上がりとなり、インド国内投資家だけでなく外国機関投資家に大きな喜びをもたらした。インドの通貨ルピーは、この1年でドルに対して14.6%もの大幅高を演じている。

 10月には高値警戒感からの反落もあり、現在のインド株のパフォーマンスはどの程度なのか冷静な分析が必要だ。インド証券市場を、ROE(株主資本利益率)と、リスク調整後リターンであるシャープレシオ(ボラティリティー=リスクで割って計算したリターン)の2つで見てみると、他の新興国市場に比べて、パフォーマンスが高いことが分かる。

新興国市場の比較(ROE、利益成長率)

ボラティリティ調整後のリターン

 今年初めからのFII(外国機関投資家)制度枠によるインド株の投資額は、既に昨年の水準を超え120億ドルに達した。また、インド市場の時価総額は1兆4700億ドルだが、その22~25%を外国機関投資家が所有している。その理由は、インドの高い経済成長が根底にあるのはもちろんだが、以前の当欄で述べた「アジアで3位、インド企業のガバナンス評価」「インドの医薬品産業が発展する5つの理由」で触れたように、インド企業の優れたコーポレートガバナンスや創造性の高さも影響していると見られる。

海外市場との相関性が低く、ヘッジ機能を提供する

 海外投資家に人気があるもう1つの理由は、インド市場と海外市場との相関性が低いことだ。これはインド株が、インド以外の国の株式投資に対してヘッジ機能を持つということになる。グラフに表れているように、インド株式市場は他の新興国市場の中でも米国、欧州、日本との相関性が低い。

欧米株と各新興国株との相関性

日本株と各新興国との相関性

 特に日本株とのリターン相関性は低く、日本株の投資家にとっては、インド株は低リスクかつ成長を見込める投資先となるのである。この低い相関性の特徴は、インドでは、(1)内需がGDP(国内総生産)の65%を占めること、(2)他の新興国の高い輸出依存度と比べて、GDPの17%と低いこと、そして(3)上場企業の多様さ、が背景に挙げられる。

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