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リタイアを迎えるにあたって

  • 内藤 眞弓

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2007年11月27日(火)

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リタイア後の暮らしを思い描き、お金の使い方を考えてみる

 これから退職金を手にする方が多くなってくるでしょうが、そのまま預けっぱなしでは目減りするのではないか、何か有意義な運用をすべきではないかなどと考えてしまいがちです。現役時代より収入がダウンすることは間違いないでしょうから、漫然としていて生活が成り立っていくのかといった不安はムリもありません。しかし、焦って動き出す前に一度立ち止まって、現時点の資産状況と将来のお金の流れを確認しましょう。

 「老後に必要なお金は1億円」などと言われると、「わが家にそんな大金はない」と落ち込んでしまいますが、生活スタイルは人それぞれ。一般論ではない、わが家のこれからの生活を考えてみましょう。

 貯蓄総額だけを眺めていても、不足なのか十分なのかは分かりません。まず、リタイア後の生活にかかる費用を見積もり、日常の暮らしだけで1年間にどのくらいのお金がかかるかを確認してください。年間の日常費が公的年金で賄えるのか、不足するのか、不足するとしたら年間いくらくらい不足するのかを計算します。ここまでの作業で、貯蓄のうち生活資金として見込んでおかなくてはならない金額がおおよそ分かります。

 住まいが古くなるにつれてメンテナンスの費用もかかります。将来を見据えてバリアフリーなどの修繕計画が必要になるかもしれません。

 次に「何にお金を使いたいか」を考えてみましょう。「どのように暮らしたいか」を考えていきますと、お金の使い方が見えてくるはずです。仲間と組んでいるロックバンドの活動を続けたいというのであれば、楽器や練習場を確保するための費用、交通費、ライブコンサートを開催するための費用もかかるかもしれません。

 図書館に通って好きな本を読破するという方は、交通費がかからなければ、特に予算立ては不要かもしれません。しかし、1週間に2~3回は図書館帰りに居酒屋さんに立ち寄るとなれば、そのための予算が必要になってきます。

 このように、具体的な暮らしぶりを思い描いて、そのための年間予算を算出し、生活資金とは別に貯蓄から切り分けておきます。お子さんの結婚資金やお孫さんの進入学のお祝い費用など、ご自身や配偶者の方の暮らし以外にも使いたいお金があれば、それも別途切り分けておきましょう。

 こうして貯蓄全体を漠然と眺めるのではなく、使い道に応じた色付けをしていきますと、だいぶ整理されてくるのではないでしょうか。その結果、案外ゆとりのある生活が送れそうだと安心したり、生活してゆくのがやっとで、全くゆとりがないことに気づいたりするでしょう。もし、このままでは厳しいようであれば、支出計画を変更しなければいけないもしれません。優先順位を考慮しながら、絞れるところは絞るというメリハリのある支出計画を立て直します。

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