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アジア株はデカップリング

アジア市場から2008年の経済を読む

  • 豊島 信彦

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2008年1月8日(火)

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 2007年は米国のサブプライムローン(信用力の低い個人向け住宅融資)問題で、世界の株式市場が大きく揺れた年だった。ところが、新興国市場は年をならしてみると、3年連続の強い相場だった。世界の新興国26市場からなるMSCI(モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル)新興国株指数は、2007年12月26日時点で36%の値上がりを見せ、3年連続の大幅高となっている。

 同指数のアジア新興国株指数は2005~06年より上昇が加速して35%の値上がりだ。日本株の下落、米国株の伸び悩みと比べてその差は歴然としている。アジアの中ではやはり、中国株のパフォーマンスが突出していて、上海総合指数がほぼ2倍に。香港上場の中国株からなるH株指数も6割の値上がりとなった。ついで、インド、韓国の順に高い。

アジアの株式指数・年間騰落率

MSCIと実効ドルレートの推移

 一般論からすると、国際的な金融不安が高まっている時に、リスクの高そうな新興市場が買われるのはおかしいような気もする。しかし、新興国は経済の好調が続いて金融システムが強化されており、外貨準備も豊富だ。一様に通貨が強く、これを目指して海外から資金流入が増えている。

コメント1件コメント/レビュー

確かに人民元の米ドルに対してのペッグ制はなくなり、ドル安に関わらず、新興国の株はうなぎのぼりで上昇している。しかし対米貿易黒字で蓄積された中国の巨額な外貨準備高はアメリカのハイリターンの金融市場に投資されている。また中国市場もアメリカの強力な消費意欲に支えられていると言っても言い過ぎではないと思う。 人民元・中国経済は本当に米国とデカップリングなのだろうか? オリンピックが終われば内需主導の公共投資も落ち込み始め中国市場の独自性は今後、逆に弱まるではないだろうか?(2008/01/08)

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確かに人民元の米ドルに対してのペッグ制はなくなり、ドル安に関わらず、新興国の株はうなぎのぼりで上昇している。しかし対米貿易黒字で蓄積された中国の巨額な外貨準備高はアメリカのハイリターンの金融市場に投資されている。また中国市場もアメリカの強力な消費意欲に支えられていると言っても言い過ぎではないと思う。 人民元・中国経済は本当に米国とデカップリングなのだろうか? オリンピックが終われば内需主導の公共投資も落ち込み始め中国市場の独自性は今後、逆に弱まるではないだろうか?(2008/01/08)

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