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住宅ローンを組むにあたって

非日常的な金額だと思考停止で衝動買い?

  • 内藤 眞弓

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2008年1月16日(水)

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 パソコンを買うにもお洋服を買うにも、食材や日用品を買うにも、同じものならできるだけ安いものを、あるいは費用対効果の高いものを手に入れたいと涙ぐましい努力をしている人も、住まいとなるとどうも普段の金銭感覚が失われるようです。

 お散歩ついでにふらっと立ち寄ったモデルルームで催眠術にかけられたように購入を決めてしまう方もいらっしゃいます。

 そして、あとはベルトコンベヤーに乗るがごとく、売買契約から住宅ローンの融資実行まで、業者サイドの提案のままに流れていくというのがありがちなパターンです。

 業者から提案される住宅ローンは、35年返済といった毎月の返済額が抑えられる非常に長いものが多く、しかも当初の金利が全期間適用になるタイプのものではなく、半年ごとに金利が見直される変動金利、もしくは2年程度の短期間だけ当初の金利が固定されるタイプであることが多いようです。

 短期固定の場合、固定期間が終了すると変動金利に変わりますので、再度固定金利を選ぶ時は申し出をする必要があります。固定を選んだ場合も、金利は現時点での金利ではなく、その時点のものが適用になります。

住宅ローン金利に潜むリスク

 変動金利や短期固定の住宅ローンを組むということは、家計運営において金利上昇リスクを負うことにほかなりません。返済期間が短ければ短いほど元金の減り方は早くなりますが、35年となるとなかなか減ってくれません。

 例えば、借入額が3000万円で金利が3%だと仮定しましょう。返済期間20年であれば10年後の残債は約1723万円ですが、35年だと約2435万円です。

 金利上昇となれば、残債が大きいほど返済額アップが家計を直撃します。35年もの長期にわたって今のような低金利が続くというのは考えにくいので、家計のリスク管理という視点から、いずれ金利は上昇するものだという前提で、わが家にとってどのような住宅ローンを組むのが適切かを考えなくてはなりません。

 住宅購入までにできるだけ頭金を多く準備して、「借入金は少なく、返済期間は短く」することが、将来の家計運営のリスクを抑え、自由度を高めるポイントです。

 そして、将来の家計に責任を持つのはご自身ですから、業者任せにせずに、あなたやご家族の今後のライフプランとキャッシュフローを考慮に入れて住宅ローンを組みましょう。

住宅ローン返済開始後の暮らしも視野に入れて

 よく「家賃と同じくらいの返済額だから大丈夫」とか、「家賃を払うのはもったいない」という話を聞きます。

 しかし、住宅を購入する時には取得のためにかかる手数料や税金、ローンを組むための手数料などが、物件価格の3~5%程度かかります。3000万円の家を購入すれば、資産にはならない経費だけで90万円から150万円はかかるということです。購入後はローン返済だけではなく、固定資産税やマンションであれば管理費・修繕積立金がかかります。

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