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IBM、マイクロソフト相手に奮闘
ソフトウエア界の先行指標はサイボウズ

  • 中島 募

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2008年4月25日(金)

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 「もう小ちゃいとは言わせんべェ」

 東京・文京区にある中堅ソフト会社サイボウズの本社の入り口には、こんな駄洒落の書かれた巨大な煎餅が置いてある。今年4月に、大企業向けのグループウエアソフト製品「サイボウズガルーン」の新版発売を記念して特注で作ってもらった煎餅である。

 グループウエアは、企業内で連絡先やスケジュールなどの情報管理に利用される業務用ソフト。ガルーンの旧版は3000人規模までの利用を推奨していたが、新版は処理能力の強化を図り、1万人規模の環境にも対応できるようになった。煎餅の駄洒落には、大企業向け市場の開拓に向けた意気込みが込められている。

2007年の中堅・中小企業向けグループウエアの市場シェア

 同社のグループウエア製品である「サイボウズオフィス」とガルーンは、1997年の創業以来「簡単・便利・安い」をキャッチフレーズに利用企業を増やし、現在は2万6000社への導入実績を持つ。IT(情報技術)に詳しくない人でも簡単に導入して利用できる手軽さが人気の理由だ。IT(情報技術)関連の調査会社であるノークリサーチの昨年の2007年の調査では、中堅・中小企業向け市場で日本IBMの「ロータスノーツ」抜いて初のトップシェアになった。

8件のM&Aも裏面に

 成長の道のりは、決して平坦ではなかった。

 業務用ソフトを企業に導入してもらうには、「ソフト会社として経営が安定している」といった「信用」が求められる。どんなに優れた技術を持っていても、明日潰れるとも知れないソフト会社の製品を導入する企業はいないからである。

 信用と高めるためにはある程度の事業規模も必要と判断した青野慶久社長は、2005年から2006年にかけてインフォニックスやユミルリンク、インテグラート・ビジネスシステムなど8社を立て続けに買収した。

 しかし、M&A(買収・合併)による成長戦略は思惑通りにはいかなかった。規模は拡大したが、全体のシナジー効果が当初の見込みほど生まれなかった。

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