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社会人になったら資産運用を考えよう

  • 内藤 眞弓

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2008年5月13日(火)

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 ある程度資金がまとまってきて、当面使う予定のないお金ができてくれば投資商品の利用を検討してもいいのではないでしょうか。投資というと元本割れが怖いと思う方が多いのですが、全くリスクのない金融商品はありません。預貯金は元本保証ですが、金利が低いため、思うように増えてくれません。他の商品で運用していたら得られたかもしれない利益をあきらめて、低い金利に甘んじるわけですから、これもある意味でリスクと言えます。

完璧な金融商品などない

 投資商品に元本割れのリスクがあるといっても、その原因や度合いは金融商品によって異なります。リスクのない金融商品はないと言いましたが、リスクにもいろいろな種類があります。金利変動リスク、為替変動リスク、価格変動リスク、信用リスク、流動性リスクなどです。流動性リスクというのは、使いたい時に自由に引き出せないとか、解約手数料がかかってしまうといったリスクです。

 基本的に安全性や流動性が高い商品は金利が低いものです。例えば、普通預金と定期預金を考えてみましょう。普通預金はいつでも引き出せますが、定期預金は満期まで待たなくてはなりません。その分定期預金金利は普通預金より高く設定されているのです。いつでも使えて、安全性が高く、なおかつ他の商品よりも金利が高いなどという完璧な商品は残念ながらありません。

リスクと上手につき合う術を身につける

 そして、金融商品ごとにリスクの種類や大きさは違います。それぞれの商品が持つ特徴を理解したうえで利用することが大切です。預貯金と違って、投資を始めるにはある程度勉強が必要です。スポーツを始めるのに、基礎練習もせずにいきなり試合に出ようという人はいないですよね。練習を繰り返し、何度も失敗をしながら上達をしていくものです。投資も一度にたくさんのお金をつぎ込むのではなく、少しずつ練習を始めて、失敗も経験しながら自分なりのやり方を見つけていけばいいと思います。

 リスクとの上手なつき合い方を身につけることは、一生モノの財産になります。しかし、商品がたくさんありすぎてどうやって選んでいいのかさっぱり分からないという方もいらっしゃるでしょう。いつ何のために使うお金かによって、取っていいリスクと取ってはいけないリスクが決まってきます。そうすると、選ぶべき商品はおのずと絞り込まれます。

 社会人として生活していくためには、慶弔費など、突然の出費にも備えておきたいですね。このような不測の出費に備えるお金や、ここ数年のうちに使う予定のお金は、金利は低くても元本の安全性が高く、使いたい時にスムーズに引き出せる商品を選ばなくてはなりません。欲張らず、預貯金などを利用します。ただし、安全性や流動性が同程度であれば、少しでも高い金利を得られるものに預ける工夫はしたいですね。(第21回参照)

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