「もしかしたら結婚しないかもしれない」
こう考え始めた女性が、「保険でも入っておこうかな」と思い立ち、弊社にご相談にお見えになることは、従来から結構ありましたが、最近は男性のおひとり様も増えてきたように感じます。
男女を問わず、一人暮らしであることの漠然とした不安を、保険に加入することで解消したいと考えるようですが、具体的に不安の中身を整理してみますと、保険加入によっては解決できないことが案外多いと気づくものです。
おひとり様が抱える不安の主なものは次のようなものです。
1.病気やケガの時に面倒を見てくれる人がいない
2.体力がだんだん落ちてきた(健康に自信がなくなってきた)
3.身の回りのことが自分でできなくなったら
4.寝たきり状態になったら
5.収入が先細りになったら
6.仕事がなくなったら
7.医療費や介護費が賄えるか
など
保険で解決できない不安はどうすればいい?
1.~4.までは、病気などになった時の対応が1人でできるのかという不安と、病気になるかもしれない不安が漠然とした不安の根っ子かもしれません。根っ子の不安は残念ながら保険で解決はできません。
このような不安への対処法としては、信頼のできる「かかりつけ医」を持つとか、何かあったら自宅まで訪ねてきてくれるような友人を持つ、近所の人とお互いに声を掛け合えるような関係を作っておくといったことが考えられます。
また、緊急連絡簿のようなものを作ってみてください。かかりつけのお医者様や頼りになる友人の連絡先、勤務先、タクシー会社や加入している生命保険会社の連絡先などをまとめておくと、イザという時に慌てなくて済みますし、自分自身で連絡することができず、誰かにお願いしなくてはならない時にも役に立ちます。
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