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すべての人が幸せになる保険とは

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2008年5月29日(木)

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 預金者や投資家は長期的な貯蓄や投資を志向しているのに対し、彼らが投資や貯蓄を託す金融機関は、短期運用を志向する。このミスマッチが様々な問題を引き起こしている。

 住宅保険がその典型だ。この保険は現在、世界のほとんどで毎年更新タイプの短期契約になっている。そのため保険契約者は、保険会社が将来の更新日に保険料を引き上げるリスクに晒されている。

 住宅保険の保険料率に顕著な変化が見られるのが、フロリダ州だ。同州の住宅保険の平均保険料は、2002年初頭に723ドルだったが、2007年1~3月期には1465ドルに急上昇している。

 フロリダの住宅保険が抱えるリスクは、他の保険が同じ保険料で扱うリスクと同水準まで、上昇していることになる。

「長期固定」の保険料が必要

 今年の5月初めに米国経済研究所が発表したある研究報告では、カリフォルニア大学バークレー校のドワイト・ジャフィー教授とペンシルベニア大学のハワード・クンルーサー教授、ペンシルべニア大学のアーワン・ミッシェル-キーリャン研究員の3人のエコノミストが、長期固定の保険料による長期保険の開発を目指すには、保険を根本的に変更する必要があると唱えた。

 そうしない限り、住宅所有者は、自分が入っている保険が失効していないだろうかとか、ハリケーンや洪水のリスクがあるフロリダ州沿岸部に家を持っているから保険料が突然上がるのではないか、と毎年不安になる。

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