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2008年株主総会の争点
「NECは上場子会社に独立した経営権を」

ペリー・キャピタルのアジア地区代表に聞く

  • 中原 敬太

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2008年6月13日(金)

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 NECの上場子会社「NECエレクトロニクス」の株式を6%超保有する米投資ファンド、ペリー・キャピタル。NECエレ株を実質的に7割保有するNECに対し、その保有比率を5割未満に引き下げるよう求めている。そのため自らがNECエレ株の25%分を一株5000円で買い取ることを提案したほか、政治家や東京証券取引所、投資家らへ親子上場について問題提起するなど積極的に活動している。

 6月23日のNECの株主総会に出席するためにNEC株を取得したが、株式の名義の書き換えをしていないことから出席を断られた。長期戦の様相を呈してきたNECとの攻防について、ペリーのアジア地区代表、アルプ・アーシル氏に聞いた。

(聞き手は日経ビジネス記者 中原敬太)

――株主総会に出席するためにNEC株を購入したにもかかわらず、出席できない。

 期限前の3月に購入し、株の所有者になっている。株を直接所有する手続きには時間がかかるのでカストディアン(保管機関)が登録者になっている。だからNECに総会への出席を認めてほしいと手紙を出してお願いした。我々が株を持っているのは事実。認められないとは思いもしなかったので、出席を拒絶されてがっかりしている。株主として5月の決算説明会には参加しており、NECも株主として我々を認めているはず。それなのに株主総会では認めないというのは、説明がつかないのではないか。

株主総会で矢野社長から正式な回答を聞きたかった

――NECの総会で、矢野薫社長から直接聞き出したかったことは何か。

ペリーキャピタルのアジア代表、アルプ・アーシル氏

ペリー・キャピタルのアジア地区代表、アルプ・アーシル氏

 まず当初から理解できないのは、矢野社長がなぜ我々と会ってくれないのかということだ。NECと我々はNECエレの生産性を高め、競争力を高めるという目標をお互いに持っており、前向きな議論がしたいだけだ。我々は配当とか、自社株買いとか、会社から何かを引き出そうということは一切言っていない。

 決算説明会で小野隆男執行役員に2つの質問をした。1つは「NECエレが携帯電話機向け半導体から撤退したいと言ったら、親会社としてどのように対応するのか」。もう1つは「NECエレの株を5000円で買うという提案を断ったことでNECの株主に損失を与えたことにならないか」だ。小野氏は最初の質問に対して、「その判断はNECエレが決めるべき問題であり、NECが決める問題ではない」と答えたが、これは重要な発言だ。矢野社長が株主総会で同じことを言ってくれれば、正式な記録に残るし、約束を守ってくれると信じることができる。矢野社長に対しては、ほかの質問も準備していた。総会で株主や取締役メンバー、監査役にも、やりとりの詳細を聞いてほしかった。

――NECの株主総会は23日、NECエレは26日だが、当日は何をしているのか。

 23日は日本にいると思うが、まだどうするか迷っている。NECエレの総会には出席するが、NECエレの経営陣とは良い関係を築いており、何も特別なことはない。もはや問題はNECエレにはない。

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