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今から考える新興国投資

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2008年7月4日(金)

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 「地方都市でビジネスをしていると特に痛感するが、国内には魅力的な投資対象が見当たらなくなってきた。どう考えても海外への投資は外せない」。こう語るのは、長野県松本市でコーヒー店を経営する斉藤久典さん(45 歳)。斉藤さんは日本株のほか、香港H株を数銘柄と、ベトナム及びタイファンドなどに投資している。

 人口減少で消費が衰退、不動産も低迷、地元企業は国外に拠点を移す。少子高齢化の日本の近未来を先取りするような地方の都市にいると、大きな成長余地が見込める新興諸国はやはり投資先として無視できないというのだ。

 しかし現実を見ると、新興国の投資環境はモザイク模様だ。

 昨年までのような相場は当分戻ってこないのか。それとも今こそまさに絶好の買い場なのか。今から新興国投資に入っていって、果たしてよいのか。

新興国でも2極化が進む

 まず気になるのは新興国のインフレと、米国景気の動向だ。

 6月12日に発表された中国の5月のCPI(消費者物価指数)は前年同月比7.7%増。やや減速したものの、引き続き高い水準で推移している。

 ベトナムのインフレはさらに深刻だ。5月の消費者物価指数は前年同月比で25%も上昇した。株価は底の見えない一方的な下げ。さらに5月末には、ホーチミン市場がシステム障害で3日間も取引を停止し、投資家の不安をあおった。

上海総合指数とベトナムVN指数

 米国景気の先行き不安は、特に香港市場に影を落としている。香港H株はA株と同時上場している銘柄が多く中国本土市場の影響を強く受けるうえ、米国市場の影響も大きい。

 ところが、同じ新興国の中でもブラジルやロシアなど資源国は全く逆だ。
 サンパウロ証券取引所の株価指数であるボベスパ指数は過去最高値圏で推移している。「国営石油企業のペトロブラスが史上第3位の埋蔵量を持つ油田を4月に発見して注目を浴びた。さらに、米スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)とフィッチ・レーティングスが立て続けに「投資適格」に格上げしたことも、海外機関投資家の期待を高めている」(大和証券投資情報部投資調査課の山崎政昌次長:編集部注 山崎と表記していますが実際の崎は、山に立と可の組み合わせです)。

ロシアRTS指数とブラジルボべスパ指数

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