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ハード産業育成に舵を切るインド

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2008年9月24日(水)

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 インドはソフトウエア産業の育成に成功し、世界にその名をとどろかせている。しかし、ハードウエア産業も見逃せない。

ンドのハードウエア産業

 インドのハードウエア産業の規模は、2008年3月期に前年比で34%増の240億ドルとなった。これはソフトウエア産業の349億ドル(前年比27%増)にはまだ及ばないが、伸び率はソフトウエアを上回る。アジア地域の中でもインドでのハードウエアの伸びは、最も高いと言えるのではないか。

 インドでは海外の有力パソコンメーカーのほとんどが進出し、地元業者と激しい競争を展開している。インドは巨大な人口の割に、パソコン普及率は2%以下にとどまる。中国での普及率と比べても5分の1以下であり、潜在的な成長性はかなり高い。

人口の50%近くが25歳以下

 また、インドの人口の50%近くが25歳以下であることも、今後のパソコン需要にとっては見逃せない。その割に、パソコンの生産台数は年間2200万台とテレビの1億台と比べて極めて少ない。そのうえ、価格もこの2~3年で半分に値下がりし平均300ドル台になっている。

 面白いのは、インドで売られているパソコンのうち、非ブランド品(もしくは製造元不明品)が33%を占めることだ。海外ブランド品は45%、国内ブランド品は22%の割合である。このことは、インドでは低価格品が必要とされており、特に地方都市ではブランドなど気にしない層が、きわめて多いことを示している。

 政府も、ハードウエア産業の重要性を意識している。IT(情報技術)の普及のために国内に43の“IT都市”を建設する計画がある。さらに産業育成のためには、インフラコストを安くする必要があると見て、この2年の間に通信会社から徴収する長距離通信のライセンス料を、料金収入の15%から6%に引き下げている。通信各社も通信インフラを共有するなどの合理化策で、インド全域での通信料金は、1分当たり2.2セント以下になった(市内料金は1セント程度)。

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