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忍び寄るアジアの景気減速

  • 竹島 慎吾

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2008年11月25日(火)

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 IMF(国際通貨基金)が11月に明らかにした2009年の世界の成長率見通しは、10月に発表した3.0%から大幅に下方修正し、2.2%とした。IMFは10月にも4月発表見通しを下方修正しており、わずか1カ月余り立て続けに下方修正をしたことになる。

 これは、昨今の金融市場の混乱が実体経済に予想以上の速度で影響をもたらしていることを示すものだ。世界経済は成長率が3%を下回ると「不況」と目されている。2009年は世界同時不況に陥るとする見方は、IMFのみならず世界的なコンセンサスとなっている。

世界経済の実質GDP成長率

 足元の状況を見ると、先進国は既に景気後退入りしている。米国、日本、ユーロ圏、英国は第3四半期の成長率が軒並みマイナスに陥った。他方、アジア経済はこれらの先進国と比べると、依然底堅さを維持している。

 もっとも、世界経済減速の影響を免れることはできない。IMFはアジア新興国の成長率を2007年の10.0%から2008年には8.3%、2009年には7.1%まで減速すると見ている。

アジアではシンガポールが景気後退入り

 アジアの中で最も早く景気後退入りしたのはシンガポールである。輸出額が名目GDP(国内総生産)の約2倍と外需依存度が極めて高いシンガポールは、海外経済の影響を受けやすい。 2008年第3四半期の実質GDP成長率は、前期比年率マイナス6.8%と2四半期連続の減少となった。

 11月16日には、リー・シェンロン首相は、来年はマイナス成長に陥る可能性を言明するなど、景気の下ブレリスクが高いという認識を示した。街の様子も好景気を追い風に値引きを抑えた昨年のクリスマスシーズンとは雰囲気が一変している。

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