• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

「恐慌」正面突破~危機の教訓2002

竹中ショックに戦慄走る

  • 日経ビジネス

バックナンバー

2008年12月19日(金)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 日経ビジネスは2009年10月に創刊40周年を迎えます。この間、日本経済に深刻な影を落とす経済危機が繰り返し起きました。その都度、1929年「暗黒の木曜日」に端を発する世界恐慌の再来を恐れながらも、危機を乗り越えてきました。2008年秋、世界は同時株安と信用収縮に直面しています。創刊40周年カウントダウン企画として、過去の経済危機を伝えた記事を再録していきます。

第45回

何が起きても不思議ではない「一種の戦時経済」(日銀幹部)。
6年前、日本経済は異様な緊張感に包まれていた。
「ハードランディング」のシナリオが現実味を帯びた時、企業・銀行は。

* * *

存亡を賭ける日本経済 嵐の80日-銀行国有化、業界強制再編へ

2002年10月14日号より

日本経済は年末までの存亡を賭ける80日間に突入した。小泉純一郎首相は不良債権問題の解消を明言し、竹中平蔵経済財政・金融相は大企業や大銀行も淘汰の例外にしない考えを宣言した。デフレの嵐に日本経済は耐えられるのか。ゼネコンなどに代表される再建途上企業には戦慄が走っている。

(廣松 隆志、田村 俊一、谷川 博、広野 彩子、篠原 匡)

 「株は買いだな」。10月4日の金曜日、小泉純一郎首相が東京証券取引所を訪問してこう感想を述べた。だが、首相の言葉を無視するかのように週明け7日の日経平均株価(終値)は、前週末に比べ339円55銭安の8688円とバブル後最安値を更新した。株式市場は、日本経済が嵐に突入することを見て取った。

 理由は明らかだ。「ダメな企業が退場するのは資本主義の普通のルール」「本当に傷んでいるところがあれば大きいからといって潰さないことはあり得ない」。竹中平蔵経済財政・金融担当相が繰り返し、不良債権処理の関連で大企業と大手銀行の整理に言及したからだ。

 ペイオフ解禁も、小泉首相が自らこだわったと言われる「2004年度中の不良債権問題解消」という期限に合わせて、2005年4月に延期される。この間は政府として金融機関の経営の安定性は保証できない、と言うに等しい。2005年3月末までの900日間、何が起きても不思議ではない「一種の戦時経済」(日銀幹部)が続く。

年末まで80日、不良債権問題の解消まで900日

*画像をクリックして拡大表示

コメント0

「日経ビジネスが描いた日本経済の40年」のバックナンバー

一覧

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

コメント入力

コメント(0件)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

トランプ政権のここまでの動きはスロー。

ジョセフ・ナイ 米ハーバード大学特別功労教授