• ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版
  • 日経BP

クリスマス商戦、「大化け」の期待も

  • 勝藤 史郎

バックナンバー

2009年11月12日(木)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 米国経済の一大イベントである年末商戦が近づいてきた。年末商戦は、小売業者にとって年間に売り上げの25~40%を占める時期と言われている。またそれは同時に米国経済の状況を確認する重要な時期でもある。

 特に今年は、成長率が7-9月期に5四半期ぶりにプラス転じて景気が底入れした後、回復軌道に乗りかかっている時期に年末商戦が訪れる。来年にかけての景気回復が本格的になるかどうかを見極める重要な商戦となる。

 昨年の年末商戦は、90年代以降では初めて売上が前年を下回るという歴史的な惨敗だった。9月のリーマンショックをきっかけに株価は急落、金融危機と失業の急拡大で米国景気の最悪期であった。

業界団体の予想は強気・弱気が錯綜

 小売業者も例年以上に万全の体制で商戦に臨む。ディスカウントストア最大手のウォルマートは10月から、人気の玩具を10ドルで販売するキャンペーンを開始した。これは昨年と同様のキャンペーンだが、昨年は10種類だけであった10ドルセールの対象商品を、今年は100種類に拡大する。

 今年の年末商戦について、業界団体の予想は強気・弱気が錯綜している。国際ショッピングセンター評議会は、今年の年末商戦売り上げを前年比1~2%のプラスと見ている。一方、全米小売業連盟は逆に前年比-1%のマイナスと悲観的な予想を出している。

 筆者自身は少なくとも前年比横ばいの売上と見ている。

 さらにどちらかといえば現在はやや強気で、前年比プラス方向にぶれる可能性が高いと見ている。結果的に年末商戦が前年比プラスであれば景気はやや楽観的にみてよく、マイナスであれば失望感があるということになる。

 景気回復は遅い、というのが筆者の基本的な見方だったが、最近の指標を見ると意外にも消費が早いスピードで回復している様子が見える。特にこれから年末にかけての短期間には消費者が財布の紐を徐々に緩めだしている証跡がいくつかある。

コメント2件コメント/レビュー

アメリカではクリスマスにまとめて高いものを買う習慣がある。キリスト教徒はクリスマスには、心理が変わるのである。平年以上に我慢していると、クリスマスに爆発するのである。日本でも、貧乏な時代は、普段を節約して、何か祝い事に散在する消費傾向だったが、中流階級が増えると、普段から消費し、特にイベントで散在することはなくなった。(2009/11/12)

「Money Globe from NY(勝藤 史郎)」のバックナンバー

一覧

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

アメリカではクリスマスにまとめて高いものを買う習慣がある。キリスト教徒はクリスマスには、心理が変わるのである。平年以上に我慢していると、クリスマスに爆発するのである。日本でも、貧乏な時代は、普段を節約して、何か祝い事に散在する消費傾向だったが、中流階級が増えると、普段から消費し、特にイベントで散在することはなくなった。(2009/11/12)

米国の個人消費がクリスマスセールで回復し、経済全体も回復基調を辿れば、それで大いに結構だが、中長期ではどう見ているのか、その点について筆者の意見を聞きたいね。次回にでもお願いしますよ。(2009/11/12)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

閉じる

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

日本の経営者は、経験を積んだ事業なら 失敗しないと思い込む傾向がある。

三品 和広 神戸大学教授