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「水引型経済」の二重構造化で再始動!

与えることで与えられる関係が、新たな高度成長を呼ぶ

  • タナカ(仮称)

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2010年2月17日(水)

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 最近、貧乏が加速しているので、趣味のオーディオ機器が新調できなくなったタナカ(仮称)です。

 輸入オーディオ機器、高いです。特に高級品の値段はもう、全然手が届きません。昔はまだ、ここまで高いような気がしませんでした。とはいえ、買えなかったのは同じことなのですが・・・(だから自作に走ったのですが)。

 しかし、舶来製品にしても、非常識に価格が上昇してしまったら、海外でも買える人なんかいないはずで、なんでそんなことになってしまったのかな、と考えたら、いくつか思い当たります。

日本経済の規模は15年前と同水準

 まず第1に、日本以外の先進国は、物価調整後でもここ20年で4~7割方、経済成長しています。

 このため、家計の可処分所得も相応に上昇しているはずです。それに合わせて高級化が進行していたとしたら、値段が同程度上がっていてもおかしくありません。

 この間、日本はそこまで経済成長していないのと、為替の円安が進んだので、日本から見た高級品の負担感が倍増しているわけです。

 試しに、米ドルから見た各国の名目GDP(国内総生産)を、日本が超円高で海外から大きく見えていた1995年(最高値は4月19日の79.75円)を起点に比較してみました。

 こんな感じです。

 日本経済はドル建てで見て15年前と同じ水準、その間米国や英国の経済規模は名目値で倍になっています。これを見ると、輸入品の値段が、かつての倍くらいになっていても、まあ納得できます。

 他方、海外の市場も歪んでいるかもしれません。

 特に高級品の大消費地であるアメリカでは、2008年のリーマンショックの前までの10年間くらいで、中間所得層の窮乏化と、富裕層への所得の集中が起こったようです。高級品は、数が出なくても、1個当たりの価格を引き上げてマークアップ率を高めれば、十分な利潤が残ります。報道でよく耳にする、金融機関トップの年収数十億円という方々にしてみれば、せいぜい数百万円のスピーカーの値段が倍になっても、あまり気にならないのかもしれません。

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