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「長期失業者」が米国のアキレス腱

労働需給ミスマッチを輸出でカバーしようとするが…

  • 勝藤 史郎

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2010年4月8日(木)

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 米国の雇用回復がはっきりしてきた。3月の非農業部門雇用者数は前月比16万2000人の大幅増。失業率はピークの10.1%(昨年10月)から9.7%にまで下がっている。

 しかし、長期失業者の増加は依然として懸念事項となっている。3月現在で、27週間以上失業が続いているいわゆる長期失業者が失業者の約44%を占めている。

 今回の景気後退での長期失業者の急増ぶりは過去に例のないものだ。例えば1980年代に失業率は今回とほぼ同じ10%超にまで上昇したが、長期失業者の比率は今回よりはるかに低かった。

 これにはいくつかの理由が考えられる。いちばん大きいのは産業構造の変化による労働需給のミスマッチの可能性だ。

 つまり労働力を必要としている企業はあっても、労働者がそれに対応するスキルをもっていないために、ほかの業種に再就職ができない状態が広がっている可能性である。

家を売ることができず、やむなく失業状態を続けている

 そのほかに、住宅価格の大幅下落を理由に挙げる論調もある。本来は新たな仕事につくために家を移りべきところ、住宅価格がローン借入を下回っているため、家を売ることができず、やむなく失業状態を続けている人が増えているわけだ。

 例えば2月時点の米国の州別失業率のワースト1位はミシガン州、2位はネバダ州である。この2つの州は米国経済の2つの側面を象徴的に表している。

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