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ユニクロ、グーグルの強さ如実

「無料か、楽しいか、安いか」――消費者にとってのブランド価値に変化

2010年4月14日(水)

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 消費者やビジネスパーソンの頭に浮かぶ様々なブランドを分析し、偏差値化してランキングする日経BPコンサルティング主宰の「ブランド・ジャパン」が、10年目である今年の結果を発表した。



 消費者市場部門の総合力ランキングの1位はユニクロ、2位はグーグル、3位はスタジオジブリ。また、ビジネス部門の総合力ランキングは、1位トヨタ自動車、2位パナソニック、3位ホンダだった。この3社は昨年も順位が同じで、強力な企業ブランド力を継続させている。そして任天堂が4位、グーグルが5位に入った。

 ユニクロを展開するファーストリテイリングは消費者にとっての強力なブランドとしてだけではなく、企業としての評価も急上昇している。ビジネス部門のランキングで昨年の109位から28位へと急上昇したからだ。またビジネス部門の上昇ランキングでも、昨年の21位から8位へと順位を上げたオリエンタルランドに次ぎ、2位につけた。ここ1、2年で特に目立って躍進したといえる。

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人々の頭の中を映し出す

 ランキングは、消費者やビジネスパーソンが認めているブランドを、できるだけたくさん探り出そうという試みだ。そのため、一番最初は、選択肢から選ばせるのではなく聞きだす方式を取っている。いわゆる社会的な認知に近いのがビジネス部門のランキングであるという。「ブランド・ジャパン企画委員会」の片平秀貴委員長は「ビジネス部門では世の中の期待通りの結果が出やすい設計になっている。就職人気ランキングに近い」と話す。

 一方消費者市場の調査では「町にいる人々の頭の中を映し出すことを相当意識している」と言う。中でも最新のトレンドが表れやすいのが、対前年でどれだけ総合力が激しく上がったかをランキングする「上昇ランキング」だ。

 消費者市場部門の総合力で、今年最も伸びたのは「餃子の王将」だ。昨年の212位から一気に38位へとジャンプ。ここ数年、頻繁にマスメディアに取り上げられ、行列ができるほどの人気ぶりが「ブランド化」しつつあるといえる。(日経ビジネス4月12日号に関連記事掲載)。

一貫性、継続性が重要

 片平秀貴委員長は「直に接している店長が目の前で必死に頑張っていると、熱烈なファンができやすい。お客さんと一緒に呼吸をしながらオリジナルメニューのようなイノベーションを仕掛けるなど、ブランド構築に必要な要素を備えている」と分析する。

 チェーンレストランでありながら個性的な店舗作りを奨励する会社の方針や、メニューの豊富さ、新しさ、「思ったより若干安い」という値段の手ごろさ、その場で手作する良さなどが評価された。

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「ブランド・ジャパン2010」のバックナンバー

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「ユニクロ、グーグルの強さ如実」の著者

広野 彩子

広野 彩子(ひろの・あやこ)

日本経済新聞社NAR編集部次長

朝日新聞記者を経て日経ビジネス記者、2013年から日経ビジネス副編集長。日経ビジネスオンラインでコラムの執筆・編集を担当。入山章栄氏の著作『ビジネススクールでは学べない 世界最先端の経営学』を担当。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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