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【最終回】日本が「文化のLUCK-ICHI(ラクイチ)」と呼ばれる日

理想社会のビジョン、そしてその実現のために。

  • タナカ(仮称)

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2010年5月19日(水)

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 今回が最終回となる「やちよ文明構想」。これはタナカ(仮称)の理想社会を開陳する連載でした。そのため、いささか趣味に偏りすぎたかもしれません。

 初回は連載の大枠を示し、全体のナビゲーターとして「ケガレ」を置きました。また、自ら始めてみることの大切さを主張しました。2回目は前回連載との関連で、マクロ的(ケインズ的という意味ではありません)な日本経済の体質転換を提案しました。3回目は閑話。貧乏神のお祓いです。4~6回目は自由社会の意味と価値についてのお話。そして前回は、国家の統治者が本当は誰であるのか、というお話でした。

 最終回となる今回は、もっと趣味に走って、理想社会のビジョンを語りたいと思います。

「始めること」を支援する

 今は西暦2030年。ワタシはもう65歳。引退の時期を迎えています。いやいや65歳で引退だなんて、過去の話です。生涯現役。貧乏暇なし(ちょっと違う)。

 20年前とは働き方の概念が、すっかり変わりました。

 ワタシは今、なんとか破綻しなかった年金を少しだけもらいながら、NPO(非営利組織)の仕事をしています。また、副業的に、昔の仕事の手伝いをしたり、関連する仕事のアイデア出しの仕事を請け負ったりしています。NPOの人材バンクから、時々、地元のNPOでのヘルプも頼まれています。趣味でちょっとしたイベントの運営もしています。そのほか、子供たちへの絵本の読み聞かせや、臨海学校の手伝いをしたりもしています。

 有給の仕事もあれば、無給の仕事もあります。年金の補完に必要なだけ有給の仕事を入れ、あとは面白そうな仕事にノミネートしているのです。

 これはなにもワタシだけのことではなく、社会全体が複線化・複眼化しています。何かを始めることが、そんなに大したことではなく、普通にあることになってきたからです。そしてそうした「始めること」を支援する社会システムが整備されてきました。

 1人の人が何か1つだけ専門を持つ時代は終わりました。

 「専門」は横に広がり、他の人の専門と共鳴し合ってさらにレベルアップし、興味の対象が広がるごとにプロとしての深みが増していく・・・。

 そういう形で、社会全体で人的資本の蓄積が進み、補完効果が極大化する。そういう経済体質が、一時停滞していたこの国を再起動させたのだ、とワタシは考えています。

子供を育てやすい仕組み作り

 朝起きると、またグリーンランドで氷床が崩壊しているニュースが流れていました。国内ニュースは、今年やっと解消が期待されている財政赤字についてと、海面上昇に伴う退避エリアでの家屋の解体と再資源化の話題です。また、天気予報では久しぶりの冷夏が懸念されていました。

 亜熱帯である東京の風土によく似合うかりゆしウェアに着替え、北海道ブランド米のご飯と、デザートに静岡産のパパイアを食べて、さあ、お出かけです。今日は少し遠くの職場で、子供に絵本の読み聞かせ。

 孫の世代は、子の世代よりかなり人数が多いです。そこで、現役世代では教育スタッフが足りず、ワタシやその他、いろいろな仕事を経験してきた老年世代が、代用教員の仕事をすることが多くなりました。

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