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~競艇の世界から、証券会社のトップに~

気さくで自由な人柄で、吉本興業の監査役も似合います

  • 水原 恵理

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2010年9月24日(金)

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 今回は、8月16日に出演して頂いた岩井コスモホールディングスの沖津嘉昭社長(69才)です。吉本興業の監査役も務められる沖津社長は、それこそ芸人としてもいけるのではないかと思うほど、弁の立つ面白い方です。

大阪市内を一望できる社長室に立つ沖津嘉昭社長

 沖津社長は、競艇の世界から43歳で証券業界に転職、45歳で東京支店の営業でトップセールスを記録します。その勢いは衰えることなく49歳で取締役、50歳で常務、54歳で社長と猛スピードで出世街道を駆け上ってきました。

 異色の経歴を持つ沖津社長は、今年4月に、営業収益で約3倍もあるコスモ証券を買収する決断をしました。この買収劇は「小が大を飲み込んだと」業界で大きな話題になりました。それだけに、お会いした時には、まず買収の狙いについてうかがおうと考えていました。

「僕は運がいい」

 経歴を見れば、かなりのやり手の印象です。どんな言葉が返ってくるかと緊張していると、会話の端々に「とにかく僕は運がいい」という言葉が盛り込まれてくるのです。

 沖津社長は、1995年に岩井コスモの前身でもある岩井証券の社長に就任しました。岩井証券は、1990年代半ばからコールセンターやインターネット取引など新しいタイプの営業体制を構築するなど、時代を先取りするような戦略的な取り組みをして来ました。その先導役が沖津社長。

 こうした戦略もあって、岩井証券は2006年2月には東京証券取引所第1部に上場します。この公募増資で資本力がつけたことが、今回の買収につながっています。こうした取り組みが、コスモ証券の買収に結びついたはずですが、ともかく出てくる言葉は、「運がいいから」や「みなさんのおかげ」なのです。「社長、謙遜しすぎです」と、突っ込みを入れたくなるほど控えめな方です。

 出世の軌跡だけ注目すると、なりふり構わず猪突猛進で自分の道を進んできたように感じてしまいます。しかし、そうしたものと対極な人柄を感じるのは、多くの人の支えと、苦労や努力を重ねて今の地位を得たからではないでしょうか。こんな昔の話を聞かせていただきました。

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