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韓国で、グーグル、ヤフーを蹴散らした検索サイト

NHN、キム・サンホンCEO(最高経営責任者)に聞く

2010年9月29日(水)

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 NHNは韓国で70%以上と圧倒的な市場シェアを持つ検索エンジン「ネイバー」を運営する。オンラインゲームサイトの「ハンゲーム」と両輪で日本でもサービスを開始する。1999年の創業以来、10期連続で増収増益を続け、2009年12月期の売上高は約980億円、営業利益は約390億円と40%の営業利益率を誇る。

 グーグルやヤフーを寄せ付けなかった勝因は何か。一方でグーグルとヤフー合計で90%以上のシェアを握る日本市場にどう立ち向かうのか。韓国NHNのキム・サンホンCEO(最高経営責任者)に聞いた。

(聞き手は日経ビジネス記者 宇賀神宰司)

 ―― 1999年にサービスを開始したネイバーがグーグルやヤフーを押さえ、韓国人に圧倒的に支持されている理由をどのように考えていますか。

韓国NHNのキム・サンホンCEO
1963年生まれ。86年ソウル大学法学部卒。2000年米ハーバード大学ロースクール卒(法学修士)。1993年からソウル刑事地方裁判所判事、95年からソウル地方裁判所判事を務める。知的所有権が専門で96年、LGに入社して法律責任者となる。2007年4月からNHNの経営顧問を務め2009年3月、3代目のCEO(最高経営責任者)に就任、現在に至る。(写真:申 錫旻)

 キム・サンホン 世界の競合を押さえ韓国1位になれた理由はいろいろあるでしょうが、ネイバーが韓国人の文化に合致した、韓国人に最適化した検索エンジンである点が一番の勝因だと思います。

 例えば「ピ(韓国語で雨の意味)」を検索すると、ほかの検索サイトでは地域別の降水量などに関するページが表示されます。一方、ネイバーでは人気アーティストのピ(RAIN)に関する情報を上位に表示します。

ライブドアを買収

 こうした工夫は自社に3000人以上を抱える技術者の開発力によるものです。もちろん検索や表示は自動化していますが、「ネイバーは人力で検索結果を表示している」と揶揄されたこともあります。

 もう1つの勝因は2002年に「知識iN」と呼ぶ利用者同士のQ&Aサービスを、他社に先駆け導入したことです。当時、韓国語のウェブサイトは他国と比べてまだ少なく、検索サイトだけでは適切な情報を見つけるのが難しかった。そこで既にあるテーマについてウェブサイトを探したことがある利用者に聞く方が、早く情報にありつけたのです。

 自国の検索エンジンが市場シェア1位となっている国は、韓国以外に、中国、ロシア、チェコだけだと聞いています。

 もう韓国1位に甘んじることなく、グローバル市場でもネイバーの強みを発揮していければ、十分に他社に伍していけると自信を持っています。

 ――日本では2000年にハンゲーム、2007年にネイバーを運営する現地法人を立ち上げました。

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「韓国で、グーグル、ヤフーを蹴散らした検索サイト」の著者

宇賀神 宰司

宇賀神 宰司(うがじん・さいじ)

日経ビジネス記者

日経クリック、日経ベンチャー(現・トップリーダー編集などを経て、2007年1月から日経ビジネス編集記者。流通、中小ベンチャー、マネジメント、IT(情報技術)を担当する。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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