• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

~目先のことに一喜一憂していては改革はできません~

変化や転機を楽しめる余裕を感じました

  • 水原 恵理

バックナンバー

2010年10月29日(金)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

東京・お台場の本社で戦略を語る昭和シェル石油の新井純社長

 今回は昭和シェル石油の新井純社長(51歳)。

 新井社長はリーマンショック前に社長に就任し、船出直後に大嵐に見舞われましたが、新体制で迎えた荒波はむしろ歓迎だったとか。「このままの経営で本当にいいのか。見直す絶好の機会を与えられた」と語ります。

 リーマンショックのみならず、国内の石油ビジネスは、少子高齢化や環境意識の高まりなどから、石油の国内需要は横ばい、さらには減少へと転じる方向にあります。

 荒波が押し寄せてきている中でも、新井社長は「顧客のニーズが変わっている時は、供給者側にはビジネスチャンス」と、決して下を向きません。厳しい状況にも動じず、冷静に対処する姿勢は、これまでの経験から生まれたものなのでしょうか。

 新井社長は石油危機の余韻が残る1983年に昭和シェルに入社しました。社会人としての船出はエンジニアで、石油開発に携わってきました。

 エンジニア時代は、海の上で石油を汲み上げる仕事もしていたそうです。3年間をオランダに住み、ヘリコプターで北海に通勤し、2週間を海の上で働き、そして2週間は陸に戻る、といった生活をしていました。海上では、まさに荒波の中での作業もあったそうです。

ヘリコプターで通勤も

 海上で石油を発見し、くみ上げ、時間をかけて日本に運び、企業や一般家庭に届けられていく。石油ビジネスにかかわるサプライチェーンは、時間も距離もとにかく長いものです。その膨大なつながりを、安全に保ち続けて始めてビジネスとして成り立つ。

 こうした壮大なサプライチェーンの始まりが油田開発。ここで失敗すれば、何もかもが成り立たない。そんな現場を体験してきているからこそ、社長というポジションに就いても、現況に目を奪われるのではなく、長期的なスパンで状況を判断できるのかもしれません。

 新井社長のモットーは「変化に克ち、未来を拓く」。

 「世界が変わっているのに供給者の理屈で経営をしていてはいけない。視点を需要者側に転換し、社員一丸となって1つのベクトルに向かう経営体制を作り上げる」と力強く語りました。

コメント0

「テレビ東京アナウンサー 水原恵理の「聞いて分かったトップの条件」」のバックナンバー

一覧

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

コメント入力

コメント(0件)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

誰もやらない領域を根気強く続けられるかが成功の秘訣。

田坂 正樹 ピーバンドットコム社長