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~超円高に負けないモノ作りの一端をうかがいました~

髪の毛より細い超極細ドリルを長持ちにもします

  • 水原 恵理

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2010年11月5日(金)

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 今回はユニオンツールの片山貴雄社長(57歳)です。ユニオンツールは携帯電話やパソコンなどのプリント基板の配線に使う超硬工具を製造する最大手の会社です。

極細のPCBドリルを持つユニオンツールの片山貴雄社長

 もともと歯医者で使われるドリルを専門に作っていたユニオンツールですが、時代の流れに乗り、プリント基板用のドリルの研究にシフトしました。人の髪の毛よりも細い超極細ドリルを開発し、今では世界シェアトップにまで躍り出ました。

 0.1mmのドリルが一般的な極細ドリルということですが、ユニオンツールには0.015mmのドリルを作る技術があります。この細さのドリルを製造できる世界で唯一の企業がユニオンツールだそうです。

 実用領域をはるかに超えた技術を持つ同社ですが、最近では「より細く」から一歩進んだ研究が進められています。その1つが切れ味を良くして、従来より製品を長持ちさせることです。

スイスの大学から共同研究の声がかかる

 同社はスイスの大学と共同で「ULFコートドリル」という新しいドリルを開発しました。このドリルはダイアモンドに近い炭素のコーティングがされていて、それによって製品の寿命が長くなるそうです。この開発ではスイスの大学からユニオンツールに声をかけてきたそうです。

 業界トップだからこそ、こうした最先端の共同研究、そして開発の声がかかった、というのが片山社長の見方です。「トップだと入ってくる情報量が違う。世界のニーズを一早く得られることもできる」と片山社長は述べます。

 ユニオンツールが主戦場とするプリント基板向けのビジネスは、世界規模で熾烈な競争が繰り広げられています。その代表が半導体で、欧米そして日本や韓国、台湾、そして最近では中国企業との間で激しい技術革新と価格の競争が行われています。

 こうした半導体を搭載するプリント基板の部分も同じように進化が求められ、顧客のニーズを先読みした研究開発ができるか否かが勝者と敗者の分岐点となります。

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