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自立して生きるということ

愛媛県「由良野の森」で地域の中で生きる暮らしを体感

  • 内藤 眞弓

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2010年12月7日(火)

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 以前ご紹介しましたネパリ・バザーロの土屋春代さんから愛媛県の由良野の森ツアーへのお誘いをいただきました。

 久万高原の山道を入っていった由良野の森に「染織工房天月」という工房兼ショップがあります。ショップでネパリ・バザーロの商品を扱っている関係でご縁ができたそうです。運営をするのは鷲野陽子さん、宏さんご夫妻。由良野の里山を守る管理人としての役割もあります。

「島」に行く夢を見てそのまま移住

 看護師をしていた陽子さんは、ある日、地球儀に向かってダーツを投げ、偶然止まったオーストラリアに旅立つ決心をします。オーストラリアではホスピスの勉強をしていたそうですが、日本から視察に訪れた方の誘いで高知の病院に勤めることになり、夫である宏さんとの出会いにつながります。

 宏さんは学生時代に長い休みを利用しては海外を旅し、それまでの常識や価値観を大きく転換させられる出会いを体験します。卒業して2年半の会社生活ののち、再び海外をめざし、仕事をしながら旅をする生活の中から、日本の歴史や文化、自然、環境といった問題に目を向けることになります。

 ある日、陽子さんは突然「島」に行く夢を見ます。朝起きて宏さんに話すと、「どこの島に行こうか」ということになり、まだオムツも取れない長男を連れて、知人が一人もいない西表島に移住してしまいます。陽子さんと宏さんは大げさに歓迎されるでもなく、冷たくされるでもなく、ごく自然に島の人たちに受け入れられました。「あたりまえのようにさりげなく誰かのことを考えて行動する」島の流儀そのままに。西表島で陽子さんは石垣昭子さんから機織りの手ほどきを受け、現在の「染織工房天月」につながることになります。

 必要なときに必要な量だけ食糧を調達し、祭りに合わせて家族の衣装や帯を織る。島での生活は、そのような手仕事のリズムが、家族を中心とした地域全体が元気に暮らせる仕組みと共鳴することを教えてくれたそうです。

人間も地球上の生態系の一部であると思い出させる体験

 さて、話をツアーに戻します。松山市内から車で約1時間半。由良野の森に降り立つと、放し飼いにされた鶏が元気に走り回り、その中を子供たちも駆け回っています。お昼ごはんは石釜ピザの予定ですが、ブロックと煉瓦を積んで作った石釜の上で1羽の鶏が悲鳴に近い鳴き声を上げています。

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