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「香港って、日本のモノであふれてるじゃないですか!」

現地で実感した日本ブランドのパワー(香港編その1)

  • 羽生 祥子

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2010年12月22日(水)

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 2008年9月に起きたリーマンショック。米大手投資銀行のリーマン・ブラザーズの破綻に端を発した金融危機は瞬く間に世界に広がり、世界経済を凍りつかせた。

 それから2年余り。日本経済はまだ浮上していないが、海外はどうなのか。米ニューヨークのウォール街をはじめとする海外の金融都市や個人投資家たちは平静を取り戻したのか。それとも、危機の爪あとをいまだに引きずっているのか──。

 このコラムでは日経マネー2011年2月号の特集「銀行からお金を動かそう!」の連動企画として、マネー誌の新米女性記者「マネ美」が香港とアメリカに飛び、マネータウンと個人投資家の今を体当たり取材する。

 前回の企画「マネ美と金蔵デスクの企業年金探偵団」では、持ち前の行動力を生かして企業年金をめぐる問題に切り込んだマネ美。初めての海外出張の取材成果はいかに?

 

 東京都内の某出版社でマネー誌の記者をしている入社2年目の新米金融記者マネ美(24歳)。企業年金問題の特集を書き終えた彼女に、教育係のベテランデスク、金蔵(きんぞう、45歳)が命じたのは、初めての海外出張だった。最初に降り立った地は、アジア最大の金融都市、香港。活気あふれる街中でマネ美の目に飛び込んできたのは──。

マネ美 Hello、香港! ついに空港に到着! ちょっとドキドキしちゃうな。ショッピングもしたいし、おいしいゴハンも食べたいし。おっと、デスクに指示された「金融危機後の香港レポート」の取材も忘れないようにしなきゃ。ホテルにチェックインしたら、街中の様子を見に行こうっと!

 わ~、空港は中国人であふれ返っている! さすがGDP(国内総生産)世界第2位になったこともあって、みんな買い物意欲が満々! マカオまで足を延ばす人も多いみたい。みんなニコニコしてる。日本より笑顔の人が多い感じだなぁ。

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 地下鉄の中も活気が満ちていて、人混みは東京の新宿駅並みね。チケット販売機もしっかり英語での案内がある。さすが、世界中の観光客が集まる都市。東京より進んでる。

 あ、iPhone持ってる人がいる! あっちの人はタッチパネルでメールを書いてるのかな? スマートフォン人気は香港でも同じなのね~。

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スゴ~イ みんな買い物意欲が満々ね!

マネ美 香港の繁華街、チムサーチョイに到着!わ~、新しいビルがいっぱい!そしてみんな、結構オシャレね。私も負けてられない!洋服でも買おうっと。どこか大きなデパートはないかな?

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 あった、あった。中も買い物客でにぎわってる! あ、このコートかわいい。いくらかな? 3000香港ドルってことは1香港ドルがだいたい11円だから……。ゲっ、3万3000円! 高すぎる~~~(泣)。これくらいのコートだったら日本で9800円で買えるよぉ。ダメだ、私、骨の髄までデフレ根性が染み付いちゃってるみたい。香港は物価が高いって聞いていたけど、本当だぁ。

コメント14件コメント/レビュー

ダブルスタンダードであるけれど、一般中国人は香港マカオ台湾(!)は中国と思っていますよ。違う!と思っているのは私たち外の人間。香港人は同列に扱われたくないでしょうが、一応中国人です。中国人の感覚を捕らえ損ねると、おかしなことに。アジア大会だって、香港は別出場だったのですが。この辺、北京政府はうまいですね。ちゃんと実を取っています。(2010/12/22)

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いただいたコメント

ダブルスタンダードであるけれど、一般中国人は香港マカオ台湾(!)は中国と思っていますよ。違う!と思っているのは私たち外の人間。香港人は同列に扱われたくないでしょうが、一応中国人です。中国人の感覚を捕らえ損ねると、おかしなことに。アジア大会だって、香港は別出場だったのですが。この辺、北京政府はうまいですね。ちゃんと実を取っています。(2010/12/22)

いろいろな面から香港は好きな国であり、渡航回数も多いので、写真に助けられながらなんとか読み切りました。文体が鼻についてしまいましたが、私の歳や性格もあるので、受け入れられる方も多いのでしょうか。しかし牛肉麺418円で物価が高い印象を持ったというのは、よくわかりませんね。ただ一店舗のみで、どうしてそう言えるのでしょう。日本の日高屋390円の外食産業における立ち位置を考えたら、それと比較するのは、10~20元程度の庶民的麺屋になるのでは。また、コンビニやスーパーの商品価格は、日本とあまり変わらなかったと思いますが、こと食事について言えば非常に安いですよ。レポート通りになぞって観光をしてみても、物価が日本並みという印象を持ちこそすれ、高いという印象を持てるのはとても不思議です。(2010/12/22)

香港における日本ブランドのパワーを本当に知りたいのなら東京にいる香港人を捕まえてインタビューしたほうがよっぽど早い。1週間のタイムラグで放送されるアニメ、街頭に並ぶ日本の週刊誌。ダイスキな日本ブランドの服。。食べ物こそ日式だけど日本人の同世代と変らない共有体験をたくさん持った若者がたくさんいます。香港に飛ぶならそれなりの内容が欲しいですね。また、前の方もいっておられますが、香港は中国ではありません。一緒にしたら、彼ら、怒りますよ...。(2010/12/22)

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