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【医薬品】主力製品の特許切れが迫る再編

バイオベンチャーに活路

  • 瀧本 大輔

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2010年12月28日(火)

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 年間1000億円以上を売り上げる主力製品の特許切れが相次ぐ「2010年問題」は、2011年も製薬業界にとって最大の課題となる。

 カギを握るのは、「アンメット・メディカル・ニーズ(未充足の医療ニーズ)」への対応だ。有効な治療方法が確立されていない疾病に、従来の医薬品の枠にとどまらない方法で対処することを指す。ガンなど死亡率が高い病気を治療・抑制する医薬品や、バイオ医薬や再生医療といった新分野が該当する。

 化学合成による従来型の医薬品開発だけでは疾病に対処し切れず、市場ニーズを満たせない。そこで大手製薬会社は、バイオ医薬やワクチン分野の技術開発に加えて企業買収を急ぐなど、関連技術を強化して構造転換を進めている。

 武田薬品工業の長谷川閑史社長は、「新たな創薬技術について、そのすべてを最初から自社で手がけることはできない」と言い切る。同社は2008年5月、バイオ医薬の米ミレニアム・ファーマシューティカルズを約74億ドルで買収するなど、バイオ分野を中心とした買収に意欲的だ。

ワクチン強化の動きも

 疾病の予防を強化する流れもある。これまで疾病の多くは、発病してからの治療が中心。薬や手術による医療コストがかさみ、国の保険料支払い負担も増してきた。そこで、ワクチンが見直されているというわけだ。

 2009年7月30日には第一三共が国内ワクチン大手の北里研究所生物製剤研究所を傘下に収めると発表。第一三共の中山譲治社長兼CEO(最高経営責任者)は、「医療サービス全体を考えて、シナジーのある多角化を進める」と説明する。サントリー出身という業界では異色の経歴の持ち主だけに、従来の枠にとらわれない医療ビジネスの創出を目指す姿勢を明確にしている。

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