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資源国通貨の上昇が止まらない

分かれてきた通貨の特性

  • 宿輪 純一

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2011年5月16日(月)

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 リーマンショック以降、豪ドルやブラジルレアルなど「資源国通貨」の為替レートが大きく上昇している。最も上昇した豪ドルは最安値から、実に約70%も上昇した。

 タイバーツや人民元などアジアを中心とする「新興国通貨」も上昇しているが、上昇率に大きな差が開いている。資源国も新興国も、成長率やインフレ率が高いのは同じだ。しかし、1)資源国通貨のそもそもの特徴、2)新興国の輸出重視戦略、そして3)通貨政策――インフレ抑制の重視度合いによって差が開いたものと考えられる。

資源価格の高騰が資源国通貨の為替レートを押し上げる

 まず、資源国通貨そのものの特徴について見る。資源国とは、鉱物資源や農産物などの市況商品を産出し、それを主要な輸出品としている国のこと。資源国通貨とは、これらの国の通貨のことだ。代表的なものは、ブラジルレアル、豪ドル、南アフリカランド、ニュージーランドドル、カナダドル、ノルウェイクローナなどである。

 資源国通貨には、以下の3つの大きな特徴がある。a)原油価格や金価格など商品市場の影響を受けやすい。b)インフレ(商品価格の上昇)の時でも買われる。c)中国などの主要輸入国の景気に大きく左右される。実際、リーマンショックの後、資源国の経済は、中国向けを主とする資源輸出が好調で早期に立ち直っている。

 まず、商品市場との関係を見よう。資源価格の上昇を背景に、資源国通貨も上昇している。例えば下図は資源の代表たる金価格と豪ドルの動きである。

 金、原油、穀物など資源(商品)の価格は上昇傾向にある。主な理由は以下の2つだ。まず、新興国における需要が中長期的に増加している。

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