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東北・関東地方以外でも弱い動きとなった消費支出

東日本大震災の消費への影響をデータで検証する

  • 村田 啓子

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2011年5月20日(金)

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 2011年3月の消費支出は2010年と比べ大きく減少しました。2人以上世帯の3月の消費支出は29万3181円となり、これは、前年同月と比べ実質8.5%の減少です(総務省「家計調査、速報値」による)。この背景として、東日本大震災の影響を受け、東北地方及び関東地方において消費が10.6%減と大きく減少したことが指摘されています。

震災当日から消費が増えた「カップめん」

 今回の震災前後の消費支出の日々の動きは、総務省の公表資料で見ることができます。震災後は「食料」などで一時的にまとめ買いの動きもあったものの、「教養娯楽」「被服及び履物」などで特に落ち込みが大きくなりました。

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<この図の見方>
 点線は2010年3月の消費支出の日々の動きを示しています。月末に向け消費支出が増えていく傾向(季節性)が見られます。学校が春休みになったり、春物衣料を購入したりと様々な理由が考えられます。
 2011年3月の消費支出(太線)を見ると、10日までは昨年3月と似たような動きをしていたのが、11日以降明確な乖離が見られます。費目別には、教養娯楽や被服履物が弱い動きとなっています。一方で、食料は高止まりするのみならず中旬にかけて増加し、一時的にまとめ買い的な行動があったことが分かります。

 上のグラフから分かるように、食料については一時的にまとめ買いと言っていい動きが見られました。個別の品目のうち、カップめんの動きを見たのが下のグラフです。震災当日の3月11日から1週間ほど購入が増加し、3月下旬には2010年並みに落ち着いたことが分かります。お米や魚介缶詰のほか、トイレットペーパーなども似たような動きがみられました。

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