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「この地への恩返しに、タダで車を貸してます」

気仙沼で動き出した「海と共に生きる人々」

2011年8月4日(木)

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 4カ月前、宮城県気仙沼の漁港を訪れた(その時の記事はこちら【「それでも海のリスクと共に生きる」】)。流された港の設備はどうなったのだろうか。再び、その地を訪ねた。

 「これが、私たちの4カ月の成果です」

 自嘲気味に作業員が苦笑する。指差す先には、「とりあえず積んだだけ」という瓦礫の山がそびえ立つ。

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山のように詰まれた瓦礫。その先には手つかずの壊れた町並みがそのまま残っている

 だが、その先には、まだほとんど手が付けられていない瓦礫の街が「3・11」から何も変わらず残っている。

 震災後2週間で訪れた宮城県気仙沼の漁港。4カ月の時間は、何を変えたのだろうか。

 6月23日、震災から約100日を経て、市場が再開した。旬のカツオを水揚げできるようにと、仮設の市場がオープンした。2010年まで14年連続でカツオの水揚げ日本一を誇る気仙沼にとって、カツオは特別な魚だ。

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仮復旧を果たした漁港には、旬のカツオを水揚げするために多くの船が寄港する。一方、少し離れた場所には、まだ崩れたまま浸水している旧市場がある

 ただ、市場に不可欠な冷凍・冷蔵施設の多くは流されてしまったままだ。漁港も70センチメートル近く地盤が沈下しており、周辺は今でも満潮になれば浸水する。

 訪れた市場には水揚げした魚を入れる容器が並び、多くの船が横付けされていた。一方、すぐ先にはまだ復旧できない「旧市場」が水没したまま残っている。

 「海のリスクと共に生きる」

 震災直後、崩壊した港を前にして、そう宣言した水産加工会社の社長がいた。気仙沼での再起を誓った阿部泰浩さんだ。三陸最大の水産加工会社は今、どうなったのだろうか。

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頑張ってる人たちと、目を逸らさない日経ビジネスオンラインの関係者に敬意を込めて。今後も期待しています。(2011/08/05)

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「「この地への恩返しに、タダで車を貸してます」」の著者

白壁 達久

白壁 達久(しらかべ・たつひさ)

日経ビジネス記者

2002年関西大学経済学部卒業後、日経BP社に入社。日経ビジネス、日経ビジネスアソシエを経て、2015年から香港支局長としてアジア全体をカバーする。2016年8月から日経ビジネス記者に。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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