• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

「ニッポン」を売り込め

海外営業の先駆者に学ぶ

  • 日経ビジネス特集取材班

バックナンバー

2012年6月25日(月)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 70億人以上の人口を抱える「世界」という成長市場を開拓しようと、今、約23万人もの日本人が海外の赴任地で働いています。これは各国大使館に在留届を提出した人の数だけなので、中長期の出張者などを含めると、実際に海外で働いている人はさらに増えるとみられます。また、その赴任地も、北米や欧州、中国はもとより、ASEAN(東南アジア諸国連合)各国や中近東、中南米、アフリカへと拡大しています。

 このように、新興国の経済発展によって競争のフィールドは変わり、企業の戦い方も一様ではなくなってきました。高品質で評価の高い日本のモノ作りに加え、キメ細かな営業やサービス体制の強化が欠かせません。

 今週号の特集では、未踏の地に果実を求め、道なき道を切り開いた15人の「先駆者」たちを紹介します。彼らの多くに共通するのは、その土地に密着し、自らの手で売り上げを伸ばすのだという強い意志を備えていること。失敗や挫折を経験しても、それをバネに巻き返しを図ったり、20年という長い年月をかけて執念で市場を築いたりしてきました。

 2011年10月に開店した米ニューヨークの「ユニクロ・ニューヨーク5番街店」。売り場面積約1400坪という、ユニクロにとって今後の海外展開の旗艦となる店舗を率いるのは、日下正信総店長(39歳)です。かつて英ロンドン店に赴任した際、ライバル店のおしゃれなコーディネートをまねたものの、売り上げを落としてしまった苦い経験から、5番街店では「ユニクロらしい売り場とは何か」を追求してきました。

 単品を1カ所に集積させ、圧倒的なボリューム感で迫力を出す。豊富な色のバリエーションを引き立たせるため、同じ場所に各色をずらりと配置する。接客、売り場の整頓、商品補充から掃除に至るまで、気づいた者がやる全員参加の店舗運営――。それらすべてを日本の店舗を上回るほどに徹底しています。

 これが功を奏し、オープン以来、月間の売り上げ目標はほとんどクリア。サービスレベルをさらに向上しようと、ユニクロ初となるサービスカウンターを設け、売り場の案内だけでなく、「お薦めのレストランは?」といった質問にも応じています。世界の強豪ブランドがひしめくニューヨーク五番街で、日下総店長は現地スタッフと「未来のユニクロ」を作ることを目標に励んでいます。

 西アフリカのガーナに単身乗り込んだのは、日立建機の羽鳥信行・日立建機ヨーロッパN.V.ガーナ支店長(39歳)です。世界有数の金鉱脈があるこの地に鉱山ショベルを売り込むため、「まさか命じられるとは思わなかった」というガーナに赴任しました。

コメント0

「特集の読みどころ」のバックナンバー

一覧

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

コメント入力

コメント(0件)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック