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20世紀型資本主義の終わり

2013年1月7日(月)

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資本主義は、死蔵されていた貨幣を社会に効率よく循環させる技法と制度の総称である。近代以前の欧州では資産=貨幣=金銀であり、『豊かになる』=『手元に多量の金銀がある』だったが、そのまま死蔵されるとその分全体の経済活動が縮小する。これをさけるために資産を借款として貸し出させることで、私有財産に手を付けずに貨幣の流通を保つアイデアが資本主義である。これは経済成長にすばらしく寄与したが、二つの前提を必要としていた。第一に貨幣が希少であること、第二に借入希望総額が常に資本総額を上回ることである。このうち第一の前提は、借用証書(紙幣を含む)が貨幣代替を果たすようになって崩壊した。そして第二の前提も、今先進国中で崩壊しつつあるようだ。根拠は需給ギャップが国に広まっていることである。貸出金利はその前からずっと下落を続けていたから、これは長期的な趨勢だろう。貸出供給が借入需要を上回れば資本はコモディティと化し、特別扱いは不要になる。つまり資本主義の大往生である。ただし、企業、すなわち分業の方はどう見ても健在である。企業化=資本主義という変な主張も含め、この点では私は筆者に全く同意できない。(三諸)(2013/01/07)

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「20世紀型資本主義の終わり」の著者

小平 和良

小平 和良(こだいら・かずよし)

日経ビジネス上海支局長

大学卒業後、通信社などでの勤務を経て2000年に日経BP社入社。自動車業界や金融業界を担当した後、2006年に日本経済新聞社消費産業部に出向。2009年に日経BP社に復帰。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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資本主義は、死蔵されていた貨幣を社会に効率よく循環させる技法と制度の総称である。近代以前の欧州では資産=貨幣=金銀であり、『豊かになる』=『手元に多量の金銀がある』だったが、そのまま死蔵されるとその分全体の経済活動が縮小する。これをさけるために資産を借款として貸し出させることで、私有財産に手を付けずに貨幣の流通を保つアイデアが資本主義である。これは経済成長にすばらしく寄与したが、二つの前提を必要としていた。第一に貨幣が希少であること、第二に借入希望総額が常に資本総額を上回ることである。このうち第一の前提は、借用証書(紙幣を含む)が貨幣代替を果たすようになって崩壊した。そして第二の前提も、今先進国中で崩壊しつつあるようだ。根拠は需給ギャップが国に広まっていることである。貸出金利はその前からずっと下落を続けていたから、これは長期的な趨勢だろう。貸出供給が借入需要を上回れば資本はコモディティと化し、特別扱いは不要になる。つまり資本主義の大往生である。ただし、企業、すなわち分業の方はどう見ても健在である。企業化=資本主義という変な主張も含め、この点では私は筆者に全く同意できない。(三諸)(2013/01/07)

素人考えだが,資本主義の経済システムは,根本的に人口が増加することによる消費の増加が必要と考える。現代のように地球のキャパシティからも人口増加に限度が見え,環境破壊を押さえるためのエコロジーが叫ばれている社会において成り立つシステムではないと思う。各国で不況になっているが,当然の結果といえるだろう。政治家が景気対策を叫んでも,長期的な好況は続くまい。小平氏が述べられたように,次世代の経済システムが必要だと思う。(2013/01/07)

結局、マルクスの資本主義分析に勝るものは無いのではないでしょうか。完全自由主義と政府による統制主義との割合の問題であって、本質は何も変わらない。(2013/01/07)

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