• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

アルファベット3文字ルールにご用心

2011年7月4日(月)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 品質や環境の国際標準規格を定めるISO、内部統制の強化を目的とするSOX法、そして今度はBCP(事業継続計画)。いったん過熱状態になると、経済合理性の精査をしないまま、導入に突き進むところが、「いつか来た道」のように思えます。いずれも企業にとって重要な経営課題であることは確かですが、身の丈以上にコストや労力をかけてしまい、業務に支障を来すようでは元も子もありません。特に日本人はアルファベット3文字のブームに弱いようです。

 品質ISOが注目を集めた1990年代前半、この規格の審査・認証を司る英国規格協会(BSI)の本部を取材する機会がありました。文書作成の煩雑さやコスト負担の重さについて質問したところ、「日本ではそこまでやっているのか。もっと実情に合わせた方法を考えたらどうか」と、逆に“本家本元”にたしなめられたことを思い出します。

 日本版SOX法を導入した時も混乱が広がりました。オフィスへの入館時に空港並みの手荷物検査を始めた企業。部下が社外に送信したメールのチェックに1日中追われる管理職など、「そこまでやる必要があるのか」という事例が相次ぎました。

 自然災害や情報漏洩問題などが続き、日本中に漠然とした不安感が広がっています。しかし、ここは冷静になりましょう。今、あなたの会社が安心・安全に投じようとしているコストは適正なのか。恐らく適正値は会社の規模や置かれている状況によって異なるでしょう。今号の特集では、妥当な「安全の値段」を見つけていただくための材料を提示しました。

2011年7月4日号より

コメント0

「編集長の視点」のバックナンバー

一覧

「アルファベット3文字ルールにご用心」の著者

山川 龍雄

山川 龍雄(やまかわ・たつお)

日経ビジネス編集委員

「日経ビジネス」で自動車、商社業界などを担当後、2004年から4年間、ニューヨーク支局長。日経新聞出向を経て、東日本大震災直後から2014年3月まで同誌編集長。同年4月から現職。企業トップへの取材を通して、企業経営への提言を続けている。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

コメント入力

コメント(0件)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

閉じる

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

企業や官公庁の幹部のメールボックスの内容が、まるごと数十万〜数百万円で売られている事例もある。

名和 利男 サイバーディフェンス研究所上級分析官