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敵か味方か、新興国発の”新星”の実力を探る

2011年9月20日(火)

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 「新興国市場の競争環境は劇的に変わった。もはや先進国の企業だけで争う時代ではない」。BRICs企業の存在を強く意識したのは4年前、米ゼネラル・エレクトリック(GE)の当時のCMO(最高マーケティング責任者)にこう言われた時のことでした。GEがどの企業を競合として意識しているかを聞くために、欧州や日本、韓国などのグローバル企業の名を挙げたところ、こんな答えが返ってきたのです。

 「以前はどの国に進出しても、ライバルは欧州や日本の企業と相場が決まっていた。しかし、今は新興国や地元から思いがけない強敵が現れる。だから、我々はもっと顧客に近づき、現地のニーズをくみ取る努力をしなければならない」。GE幹部の言葉は、今や疑いようのない現実として、日本企業に意識変革を迫っています。

 我々はこれまで新興国のことを生産拠点や消費市場として見ることが大半でした。しかし、今後は競争相手という視点で捉え直す必要があります。国家も市場も、欧米と日本という3極から、多極化した世界にシフトしようとしている以上、ライバルも多極化するのは必然です。そして、このライバルたちは、時には新興国市場を攻略するうえでの提携先にもなります。

 彼らは日本企業とは異なる土壌で育ったことから、思いもつかないようなビジネスモデルも築きつつあります。その意味で我々は、ライバル、パートナー、ベンチマークという3つの視点で新興国発の企業を研究しておく必要があるのです。今号の特集では、海外支局員たちが中心となって新興国発の“新星”の実像に迫りました。

日経ビジネス 2011年9月19日号より

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「敵か味方か、新興国発の”新星”の実力を探る」の著者

山川 龍雄

山川 龍雄(やまかわ・たつお)

日経ビジネス編集委員

「日経ビジネス」で自動車、商社業界などを担当後、2004年から4年間、ニューヨーク支局長。日経新聞出向を経て、東日本大震災直後から2014年3月まで同誌編集長。同年4月から現職。企業トップへの取材を通して、企業経営への提言を続けている。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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