• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

都市を制する者が成長を謳歌する

2011年10月24日(月)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 積極的にルールメーキングに関与するのか、従う側に回るのか。国も企業も岐路に立たされています。

 政府が決断を迫られているのが、TPP(環太平洋経済連携協定)。議論は尽くすべきですが、最初から交渉のテーブルにも着かないという反対派の意見はいかがなものかと思います。品質や環境の国際標準化機構(ISO)から柔道のルールに至るまで、他国に主導権を握られた結果、得意分野で不利を強いられてきたのが日本の歴史。今回も不利なルールが決まった後に、「それでも構わないからTPPに参加させてほしい」と言わざるを得ない状況に陥るのではないかと懸念しています。

 そして今、企業も海外展開でルールメーキングに参加できるかどうかが問われています。5号連続のシリーズ特集「日経ビジネス版リーダーズバイブル500」の第4弾のテーマに「世界都市」を選んだ理由もそこにあるのです。

 米ゼネラル・エレクトリック(GE)や独シーメンスなどのグローバル企業は今、世界中の成長都市の首長などに人脈を広げようと戦略的なマーケティングを展開しています。現地での再開発事業などに「青写真」を描く段階から参画できれば、それだけ事業を優位に進められるからです。ここで日本が後手に回れば、この先、欧米勢の「下請け」に甘んじる形となります。

 今号の時事深層でも取り上げましたが、足元では新興国を含めた世界経済に変調の兆しがあります。しかし、中長期で見れば、都市への人口集中と需要拡大は確実です。「伸びゆく世界都市100」の内容が皆様の成長戦略立案の一助になれば幸いです。

日経ビジネス 2011年10月24日号より

コメント0

「編集長の視点」のバックナンバー

一覧

「都市を制する者が成長を謳歌する」の著者

山川 龍雄

山川 龍雄(やまかわ・たつお)

日経ビジネス編集委員

「日経ビジネス」で自動車、商社業界などを担当後、2004年から4年間、ニューヨーク支局長。日経新聞出向を経て、東日本大震災直後から2014年3月まで同誌編集長。同年4月から現職。企業トップへの取材を通して、企業経営への提言を続けている。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

コメント入力

コメント(0件)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

短期保有者のいいようにさせたら、中長期で保有したいと考えている株主はどうなるのか。

貝沼 由久 ミネベアミツミ社長