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「心の距離」で選ぶ新興国

2011年11月14日(月)

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 VISTA(ベトナム、インドネシア、南アフリカ共和国、トルコ、アルゼンチン)、MIKT(メキシコ、インドネシア、韓国、トルコ)、CLMV(カンボジア、ラオス、ミャンマー、ベトナム)――。BRICsという言葉が世界的に広がって以来、次の成長市場を占う狙いで、様々な言葉が造られました。その中で今回、日経ビジネスはVIP(ベトナム、インドネシア、フィリピン)に注目しました。

 VIPという表現は既に投信ファンドなどの名称に用いられており、日経ビジネスの造語ではありません。ただ、先に挙げた3つの表現などに比べると知名度は低く、マイナーな存在です。そのVIPをあえて選んだのは、対象国との「心の距離」を意識したからです。

 特集でも紹介していますが、ベトナムとインドネシアは「重要なパートナー国はどこか」と問えば、真っ先に「日本」と答えるお国柄です。フィリピンも「米国」に次いで「日本」を挙げる人が多い。成長市場を占ううえでは人口動態や所得水準などのデータが重要になりますが、それだけで現地の事業展開が成功するとは限りません。ビジネスは人と人との信頼関係がモノをいう世界。その点VIPは、日本にとって物理的には中国より遠くても、心情的には近い国と言えるでしょう。

 中国やインドがbricks(レンガ)を積み上げたように攻略の壁が厚いとすれば、ベトナム、インドネシア、フィリピンは今でも日本をVIP扱いして、歓迎してくれる国。ここまで言うと、言いすぎでしょうか。ただ、新興国を測るうえで「親交国」かどうかは重要な尺度だと思います。

日経ビジネス 2011年11月14日号より

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「「心の距離」で選ぶ新興国」の著者

山川 龍雄

山川 龍雄(やまかわ・たつお)

日経ビジネス編集委員

「日経ビジネス」で自動車、商社業界などを担当後、2004年から4年間、ニューヨーク支局長。日経新聞出向を経て、東日本大震災直後から2014年3月まで同誌編集長。同年4月から現職。企業トップへの取材を通して、企業経営への提言を続けている。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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