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孫正義さんの術中にはまっていませんか?

2011年11月21日(月)

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 手前味噌になりますが、「KDDIがiPhoneの販売に参入する」というニュースは日経ビジネスのスクープでした。9月22日の深夜に配信したこの情報はネット上で伝播され、朝から新聞、テレビなどが追いかける展開となりました。その時、ソフトバンクの孫正義社長がツイッターでつぶやいたのが「すべての人に分かれ道はやってくる。問題は、そこで正道を選ぶか邪道を選ぶかだ」という意味深長な発言です。今回、その真意を聞くことができました。特集で紹介しています。

 ソフトバンクや孫社長を大きく取り上げると、決まって「こんないかがわしい人物を取り上げる必要はない」といった批判を浴びます。ある人は「志の人」と言い、ある人は自社の利益誘導のために誇大な発言を繰り返す「政商」と呼ぶ。これほど評価が分かれる人も珍しいでしょう。ただ、はっきりしているのは、「失われた20年」と言われるほど日本が閉塞している状況下に、1代で時価総額約3兆円の企業を築き上げたという事実です。

 モバイルインターネット時代の到来を早くから予測し、携帯電話事業の買収という博打を打った。未来を予測し、周囲の理解を得られないような早い段階でリスク覚悟で投資をするのが孫氏のスタイルです。その孫氏がiPhone独占販売の壁が崩れた今、戦略をどう練っているのか。次の一手を探ることが特集の趣旨です。「戦は始まる前はバカだアホだと思われるくらいでいい」と孫氏は言います。好きか嫌いか。志が高いか低いか。そんな議論をしていること自体が、孫氏の術中にはまっているのかもしれません。

日経ビジネス 2011年11月21日号より

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「孫正義さんの術中にはまっていませんか?」の著者

山川 龍雄

山川 龍雄(やまかわ・たつお)

日経ビジネス編集委員

「日経ビジネス」で自動車、商社業界などを担当後、2004年から4年間、ニューヨーク支局長。日経新聞出向を経て、東日本大震災直後から2014年3月まで同誌編集長。同年4月から現職。企業トップへの取材を通して、企業経営への提言を続けている。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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名和 利男 サイバーディフェンス研究所上級分析官