• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

平成生まれの志士たちに注目

2012年4月2日(月)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 この春、企業に平成生まれの大卒新入社員が入ってきました。平成生まれと言えば、内向きで積極性がない、ゆとり教育で学力低下が著しいと、芳しくないレッテルを貼られています。しかし、本当にそうでしょうか。

 「日本の教育制度について教えてほしい」。北欧フィンランドの学力の高さの秘密を探るために現地取材していた時、同国の学校の教師たちに「取材」を受けた経験があります。フィンランドと言えば、経済協力開発機構(OECD)の学習到達度調査で上位の常連。それでも日本の教育に関心を寄せるのは、人口1億人を超える国で唯一、日本が上位にいるからだそうです。確かにランキングの上位には、香港、シンガポール、台湾など日本よりも小規模の国・地域が並んでいます。

 「教育水準を引き上げるのは大国の方が難しい。なぜ高い学力を維持できるのか」としつこく聞かれました。ゆとり世代と言っても、他国から見れば依然として日本の教育水準は高く、そうした人的資源を大量に抱えるのが日本の強みなのです。

 歴史をひもとけば、明治維新を支えたのは教育水準の高さでした。幕末の日本人の識字率は高く、多くの子供が藩校や寺子屋で学んでいました。民衆に知識や教養がなければ、幕府への矛盾も感じなかったでしょうし、開国後、外国のノウハウを吸収することもできなかったでしょう。幕末の志士たちの背後にはたくさんのフォロワーがいたのです。内向きと言われる平成世代にも突出した創造力や行動力を持った人材がいます。特集で「平成生まれの志士たち」を紹介しました。

日経ビジネス 2012年4月2日号より

コメント0

「編集長の視点」のバックナンバー

一覧

「平成生まれの志士たちに注目」の著者

山川 龍雄

山川 龍雄(やまかわ・たつお)

日経ビジネス編集委員

「日経ビジネス」で自動車、商社業界などを担当後、2004年から4年間、ニューヨーク支局長。日経新聞出向を経て、東日本大震災直後から2014年3月まで同誌編集長。同年4月から現職。企業トップへの取材を通して、企業経営への提言を続けている。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

コメント入力

コメント(0件)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

意外なことに、伝統的な観光地が 訪日客の誘致に失敗するケースも 少なからず存在する。

高坂 晶子 日本総合研究所調査部主任研究員