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改革を阻む「怪物」をどう退治するか

2012年5月7日(月)

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 かつて人材育成をテーマにした特集を手がけた際、ボストンコンサルティンググループの資料に面白いイラストが載っていたのを記憶しています。改革を阻む要素を「怪物」として、表現したものでした。

 「(怪物名)タコツボドン」…「(叫び声)それはうちの部署と関係ありません」

 「ウチムキング」…「常務、社内の反応は上々です」

 「カコボウレイ」…「先代が手塩にかけた事業をどうしようというのか」

 「ミザルキカザルイワザル」…「どうせ今回も掛け声だけだ。動くだけ損に決まっている」

 「ノラクラ」…「前例はないし、組合がウンと言うはずはない。それに忙しくて人手が足りないし…」

 「マンテン」…「まだデータ不足だ。動く前にもう少し検討しなくては」

 「カイケツゼロ」…「それは何度も検討しましたが、無理なんです。その理由は5つあって…」

 と、こんな具合に、変化に対して後ろ向きな日本の組織の特徴が、皮肉を込めて描写されていました。

 恐らく、厳しい経済環境が続く中で、多くの日本企業には閉塞感が漂い、こうした怪物たちが跋扈しているのでしょう。経営者の方々と話をすると、「部下には失敗を恐れずに挑戦してほしいのだが…」と、人材育成に関する悩みをしばしば聞かされます。改革に後ろ向きな怪物たちをどうやって退治するか。最近ではリーダー育成のための「社内道場」を設ける企業が増えてきました。今号の特集では、普段は目にすることのない企業内の実践教育の現場をリポートしています。

日経ビジネス 2012年5月7日号より

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「改革を阻む「怪物」をどう退治するか」の著者

山川 龍雄

山川 龍雄(やまかわ・たつお)

日経ビジネス編集委員

「日経ビジネス」で自動車、商社業界などを担当後、2004年から4年間、ニューヨーク支局長。日経新聞出向を経て、東日本大震災直後から2014年3月まで同誌編集長。同年4月から現職。企業トップへの取材を通して、企業経営への提言を続けている。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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