• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

辞めるか残るか、早期退職の損得勘定

2012年6月18日(月)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 自戒を込めて言えば、経済誌の記者は、人員削減を伴う企業のリストラクチャリングを、前向きに捉えて記事にする傾向があります。社会人になって間もない頃から、話を聞く相手は、企業の幹部や官僚、アナリストなどで、どうしても「上から目線」になってしまいがち。「A社は余剰人員を100人削減して再建を果たした。株式市場の評価も上々」などと書くことがありますが、現実には100人のリストラ話の背後には、100人が下した人生の重い選択があります。

 会社人生には、「そんな年齢になったのか」と感じるいくつかの節目がありますが、うち1つが希望退職の対象年齢に差しかかった時でしょう。会社から、「今、辞めると、退職金は○円です」と言われ、一生勤めるつもりでいた会社が急に雇用契約を結んだ交渉相手に映る時があります。その希望退職ですが、最近では若年齢化が進んでおり、全社員を対象にする例も出てきました。極端な話、これからの会社勤めは、入社と同時に退職を意識するくらいの心構えが必要かもしれません。

 今の40代、50代の人たちにとって、パナソニックやソニーと言えば、社会人になった頃は、人員削減とは最も縁遠い会社に映っていたと思います。そんな有力企業が大規模な人員削減を余儀なくされている状況をどう捉えるか。今号では我々の自戒も込めて、会社目線ではなく、個人目線にこだわって、早期退職の損得勘定を徹底分析しました。はっきりしているのは、会社を去る人も、残ろうとする人も甘くはなく、これまで以上に計画性と覚悟が問われていることです。

日経ビジネス 2012年6月18日号より

コメント0

「編集長の視点」のバックナンバー

一覧

「辞めるか残るか、早期退職の損得勘定」の著者

山川 龍雄

山川 龍雄(やまかわ・たつお)

日経ビジネス編集委員

「日経ビジネス」で自動車、商社業界などを担当後、2004年から4年間、ニューヨーク支局長。日経新聞出向を経て、東日本大震災直後から2014年3月まで同誌編集長。同年4月から現職。企業トップへの取材を通して、企業経営への提言を続けている。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

コメント入力

コメント(0件)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

私の仕事は経営することではなく、リーダーであることです。

ジェンスン・フアン エヌビディア創設者兼CEO