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サッカー型と柔道型、日本のモノ作りはどちらを歩むのか

2012年8月20日(月)

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 ロンドン五輪でサッカーが男女とも大健闘しました。男子の日本代表も含め、最近、なぜ日本サッカーが強くなったのかを分析するリポートをよく目にします。共通する意見は、Jリーグ発足を契機に、下部組織で優秀な選手を育成する仕組みが整備されたこと、外国人監督の招聘や選手の海外移籍など人材の国際化を進めてきたことの2点です。国内の基盤強化と国際化を同時に進めたことが奏功しました。このことは日本の産業競争力を考えるうえでも、参考になります。

 「海外頑張る、国内踏ん張る」。今号の特集に、こんなスローガンを掲げ、奮闘している中堅の製造業が登場します。メード・イン・ジャパンが輝き続けるには、優れた部品や素材、そして人材を供給する国内の産業基盤を守り抜く必要があります。その一方で、海外への生産移転や人材派遣によって、国際標準のモノ作りを吸収する必要もあるでしょう。スポーツチームも企業も、強さを磨くには、内と外の両方の改革が求められます。伝統と進取のどちらが欠けても強さは宿りません。

 その意味で、ロンドン五輪では柔道の結果が思わしくありませんでした。五輪で行われる柔道は、伝統的な日本の柔道とは異なる競技に変化しています。ただ、その現状を嘆いていても仕方ありません。柔道というスポーツがグローバル化した以上、世界標準の技術やルールを体得するほかないでしょう。個人的な意見としては、監督やコーチに外国人を招聘してはどうかと思います。日本のモノ作りは柔道の道を歩むのでしょうか。サッカー型を目指すのでしょうか。

日経ビジネス 2012年8月20日号より

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「サッカー型と柔道型、日本のモノ作りはどちらを歩むのか」の著者

山川 龍雄

山川 龍雄(やまかわ・たつお)

日経ビジネス編集委員

「日経ビジネス」で自動車、商社業界などを担当後、2004年から4年間、ニューヨーク支局長。日経新聞出向を経て、東日本大震災直後から2014年3月まで同誌編集長。同年4月から現職。企業トップへの取材を通して、企業経営への提言を続けている。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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