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最近また工事が多いと思いませんか?

2013年1月7日(月)

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 最近、私の自宅の周りでは、道路や公園が次々と掘り返されています。予算消化を意識したものが混じっているとしか思えません。その風景を見ていて、働いている人には申し訳ないですが、「穴を掘って、埋める」式の報われない労働の話を思い出しました。ピークに比べ公共事業が減っていることは承知していますし、老朽化したインフラの修繕など必要なものには使ってほしいと思います。ただ、私の肌感覚では「なぜ、この工事?」と首を傾げるものが多いのです。

 自民党政権が復活したことで、今後は公共事業が拡大しそうな雲行きです。その際、気になるのが資金の使い道です。ここへきて、投じる資金の中身よりも規模に焦点が移っているような気がしてなりません。新たな価値を生み出す技術革新の促進、未来を担う子供たちへの教育など、新政権にはぜひ投資の中身を吟味していただきたいと思います。政府も企業も金融機関も、何のためにお金を使うのか。質を忘れ、量だけを追いかける政策の先に、国民の幸福があるとは思えません。

 新春号の特集は「幸せな資本主義」。軽々に答えを出せるテーマではありませんが、方向性として重要なのは、カネに支配されない価値観を資本主義にどう取り込むかでしょう。その点、日本人は欧米人よりも新たな解を導き出せる歴史や文化的背景を持っていると思います。副題には「シリーズ 動き出す未来」とつけました。暦が替わったこともあり、1月は読者の皆様に、この先、起きようとしている劇的な変化をお伝えしていきます。本年もよろしくお願い申し上げます。

日経ビジネス 2013年1月7日号より

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「最近また工事が多いと思いませんか?」の著者

山川 龍雄

山川 龍雄(やまかわ・たつお)

日経ビジネス編集委員

「日経ビジネス」で自動車、商社業界などを担当後、2004年から4年間、ニューヨーク支局長。日経新聞出向を経て、東日本大震災直後から2014年3月まで同誌編集長。同年4月から現職。企業トップへの取材を通して、企業経営への提言を続けている。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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