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昔から電機メーカーの人材は垂涎の的だった

2013年1月15日(火)

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 「私の趣味は『会社四季報』を眺めること」。日本電産の永守重信社長に最初にお会いした時のことは鮮明に覚えています。永守さんは当時、執務室と社用車と寝床にそれぞれ四季報を置き、暇さえあれば会社の情報に目を通して買収先を物色していました。狙いは大企業の子会社。「組織に危機意識が足りないが、監査体制がしっかりしているし、技術力がある。何よりも社員の潜在能力が高い」と語っていました。その後、数多くの企業を買収し、蘇生したことで知られています。

 最近、関西でエンジニアの争奪戦が起きているという話をしばしば耳にします。背景にあるのは、パナソニックやシャープのリストラ。裏を返せば、それだけ大手電機メーカーは優秀な人材を大量に抱えており、他社から見れば、垂涎の的だということでしょう。今号の特集では、電機メーカーを脱サラし、少人数で製造業を立ち上げた人たちを紹介しています。いずれも「大手メーカーなら手を出さないような、こだわり抜いた商品を作りたい」と夢を語っています。

 「事業部制を廃止して、関連会社や子会社を統合し、中央集権化を進めた。その結果、現場の心が奮い立たなくなったのでは」。今号の編集長インタビューで、稲盛和夫・日本航空名誉会長が電機メーカー低迷の原因をこう指摘しています。新春から始めたシリーズ特集「動き出す未来」の第2弾は「2030年のモノ作り」。日本の製造業復権には何が必要か。為替は円安に振れてきました。あとは、日本人の潜在力をもう一度呼び覚ますための抜本的な組織の再編だと思います。

日経ビジネス 2013年1月14日号より

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「昔から電機メーカーの人材は垂涎の的だった」の著者

山川 龍雄

山川 龍雄(やまかわ・たつお)

日経ビジネス編集委員

「日経ビジネス」で自動車、商社業界などを担当後、2004年から4年間、ニューヨーク支局長。日経新聞出向を経て、東日本大震災直後から2014年3月まで同誌編集長。同年4月から現職。企業トップへの取材を通して、企業経営への提言を続けている。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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