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超省エネ大国への道

2013年1月21日(月)

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 エネルギーの未来について考察した今号の特集は、ぜひ井上礼之ダイキン工業会長の経営教室と併せてお読みください。このコラムで井上会長は、周囲の反対を押し切って、あえて中国のライバルと提携し、インバーター技術を開示した狙いを語っています。当時、世界の主流はノンインバーター機。提携の背景には、ルームエアコンの生産量が世界一である中国の大手企業と組み、インバーターを空調の省エネ技術の世界標準にしようとする深謀遠慮があったと述懐しています。

 「いつの時代も製造業の生命線が高い技術力であることは変わりません。しかし、技術を保持するだけでは勝てない。提携や連携などを駆使して、自社にとって有利な事業環境を創造することが重要です」。こう語る井上会長は現在、空調に使う次世代冷媒の選定でも優位な地位を築こうと、積極的なロビー活動に取り組んでいることを明かします。各国の政府関係者やキーパーソンと交流を深め、環境問題の国際会議で積極的に発言し、国際ルールを「作る側」に回ろうとしています。

 原発問題や電力料金の値上げなど、悲観論があふれる日本のエネルギーの未来。しかし、我々が特集で出した結論は、「日本のエネルギーの未来は明るい」というものです。とりわけ、企業、電力会社、自治体、家庭などが長年築いてきた省エネのノウハウは、この先、新興国を中心に世界が求めるようになるでしょう。ただ、この分野を有力な輸出産業に育てられるかどうかは覚悟と行動次第。井上会長が指摘するように、技術を保持するだけでは競争に勝てません。

日経ビジネス 2013年1月21日号より

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「超省エネ大国への道」の著者

山川 龍雄

山川 龍雄(やまかわ・たつお)

日経ビジネス編集委員

「日経ビジネス」で自動車、商社業界などを担当後、2004年から4年間、ニューヨーク支局長。日経新聞出向を経て、東日本大震災直後から2014年3月まで同誌編集長。同年4月から現職。企業トップへの取材を通して、企業経営への提言を続けている。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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