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社長、広報活動に理解がありますか?

2013年4月29日(月)

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 経営トップが広報活動にどれほど理解があるか。私は密かに、社長と広報担当幹部の会話を聞いて、判断材料にしています。取材をしている最中、「社長、おっしゃる通り」といった具合に、広報担当者がヨイショをするばかりで、本音でモノを言えない空気が漂っている場合は危険な兆候です。恐らくその社長は聞こえが良いことばかり言う側近を広報に置きたがっているからです。そして、不祥事が起きた時にこうした企業ほど危機対応でつまずくことが多いのです。

 不祥事や業績不振などの取材をしていると、会社の内部で社長を守ろうとする力が猛烈に働くことを感じる時があります。誰が見ても、記者会見にはトップが出なければ収まりがつかないのに、「やめた方がよい」と進言する幹部が出てきます。結果、トップが姿を現さず、火に油を注ぐケースを何度も見てきました。「社長が出るべきです」と誰が伝えるか。普段から外部のメディアや顧客と接点を持ち、会社を客観的に見る目を養っているはずの広報にほかなりません。

 もちろんサラリーマンですから、社長に進言するというのは、簡単ではありません。結局、社長自身が、普段からモノを言える雰囲気を作っているかどうか、本音を言う部下を周囲に置いているかどうかが問われます。そして何よりも、トップ自身の説明能力や発信力が重要になります。今号の特集は、昨年、大反響だった「社長の発信力ランキング」の2回目。結果を見て、「何で私の順位がこんなに低いんだ」と広報に怒鳴り込むようなトップが現れないことを祈っています。

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「社長、広報活動に理解がありますか?」の著者

山川 龍雄

山川 龍雄(やまかわ・たつお)

日経ビジネス編集委員

「日経ビジネス」で自動車、商社業界などを担当後、2004年から4年間、ニューヨーク支局長。日経新聞出向を経て、東日本大震災直後から2014年3月まで同誌編集長。同年4月から現職。企業トップへの取材を通して、企業経営への提言を続けている。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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