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家は一生に一度の買い物か?

2013年6月10日(月)

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 会社の寿命が長い頃ならともかく、今や超優良と言われていた大手電機メーカーでも希望退職を募る時代。同じ会社に一生勤める可能性は年々低下していると言えるでしょう。だとすれば「家は一生に一度の買い物」という考えも捨てるべきかもしれません。働く場所や収入の先行きが従来ほど見通せない中で、どうしても住宅を購入したい人は何を考慮すべきか。いざという時に、売ったり、貸したりできる流動性のある物件を選んでおく方がやはり賢明と言えそうです。

 国の経済成長が中長期で見ればほぼ人口の増減に連動するように、不動産価格も人口減少には抗えない気がします。金融緩和によるマネーの流入が一部地域の不動産価格を押し上げていますが、日本全体に波及するとは思えません。今、住宅の購入を考えるなら、やはり中長期で人口増加率が見込まれるエリアを選ぶのが無難でしょう。不動産の将来性は、街の将来性やブランドに負うところが大きい。今号の特集では、そんな観点から「アベノミクスで買うべき場所」を分析しました。

 と、ここまでは、経済誌の編集長らしい意見を述べましたが、本音では「住宅選びを算盤勘定だけで決めていいのか」という思いもあります。マイホームというのは、購入するまでは地価や金利の動向を見て買い時を考えますが、いざ住んでみると、隣人と気が合うか、子供が元気に学校に通うかといったことが、よほど気になります。私の周囲では、不動産事情に詳しく、損得ばかり気にしている人ほど、いつまで経っても住まいには満足できていないような気がします。

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「家は一生に一度の買い物か?」の著者

山川 龍雄

山川 龍雄(やまかわ・たつお)

日経ビジネス編集委員

「日経ビジネス」で自動車、商社業界などを担当後、2004年から4年間、ニューヨーク支局長。日経新聞出向を経て、東日本大震災直後から2014年3月まで同誌編集長。同年4月から現職。企業トップへの取材を通して、企業経営への提言を続けている。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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