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カロリーハーフ米があれば・・・

2013年6月24日(月)

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 メタボ気味のお腹が気になって、ご飯はお茶碗1杯と決めていますが、どうしてもお代わりがしたくなる時があります。その際、思わず口にするのが、「カロリーハーフ米があれば、2杯食べられるのに」というぼやき。五穀米などをブレンドしてカロリーを半分に抑えたものなどは存在するようですが、食べたいのはやはり白米。ビールもコーラもマヨネーズもカロリーオフが普及しているのに、なぜコメはないのか。販売すれば、無洗米以来の画期的商品になると思うのですが。

 今号の特集では、農業の競争力について考察しましたが、コメ問題を掘り下げると、日本人のコメ消費の減少に突き当たります。総務省の家計調査によれば、世帯当たりのコメ支出額はこの20年余りで半分以下に落ち込んでいます。どんな事業もそうですが、市場が大幅に縮小する中では、打開策は描きにくい。コメ問題を抜本的に解決するには、消費者の視点に立って商品を磨くしかないはずですが、日本の農業の場合、そこに関係者のエネルギーが結集されていない気がします。

 その中核を担う存在が農業協同組合。今回、事業の中身を調べて改めて驚きました。主力の金融事業では、農家などから集めた約90兆円のうち、融資に回すのは4分の1程度。その用途は、住宅ローンや宅地開発が多く、農業資金は5%以下。農協が農家の脱・農業を手伝っています。これで日本の農業は強くなれるのか。保護策の維持に走るよりも、ご飯党である私のような消費者が、何の気兼ねもなく2杯食べられるコメを研究する方が未来志向だと思いませんか。

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「カロリーハーフ米があれば・・・」の著者

山川 龍雄

山川 龍雄(やまかわ・たつお)

日経ビジネス編集委員

「日経ビジネス」で自動車、商社業界などを担当後、2004年から4年間、ニューヨーク支局長。日経新聞出向を経て、東日本大震災直後から2014年3月まで同誌編集長。同年4月から現職。企業トップへの取材を通して、企業経営への提言を続けている。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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