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安倍首相、次の対戦相手は自民党

2013年7月29日(月)

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 格闘技好きのリーダーと言えば、前首相の野田佳彦氏が思い浮かびますが、実は安倍晋三首相も負けていません。そこで今号の特集の表紙は、グローブをはめた安倍首相のイラストにしました。ボクシングに例えれば、安倍氏の宿敵は参院選でした。幹事長時代の2004年、1回目の首相時代の2007年と敗北を喫していた安倍氏は「参院選の勝利は親の敵を討つようなもの。勝たなければ死んでも死に切れない」とまで語っていました。その相手に、リベンジを果たしたわけです。

 ただ、王座を獲得したボクサーが防衛戦を勝ち抜かなければならないように、安倍氏も今後、敵を倒し続けなければなりません。参院選の勝利で国会の「ねじれ」が解消し、これから3年は国政選挙がない可能性が高いと言われていますが、その間にも、政権運営を誤れば、一気に支持率が低下しかねない難題が山積しています。今号の特集では、消費増税、原発問題、対中外交など、今後の政治日程をにらみながら、一筋縄ではいかない安倍首相の対戦相手を占いました。

 最大の難敵は、自民党自身でしょう。TPP(環太平洋経済連携協定)にしても、規制緩和にしても、農協や医師会などに支持基盤を持つ自民党議員の抵抗が予想されます。選挙に勝つという目標を共有しているうちは「呉越同舟」でいられても、達成すれば、統制が取れなくなっていくのが政治の常。今後は、自民党内部にいる利益誘導型の族議員たちが、今まで以上に改革の抵抗勢力となる可能性があります。「強い首相」が本物かどうかは、選挙でなく、選挙後に決まります。

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「安倍首相、次の対戦相手は自民党」の著者

山川 龍雄

山川 龍雄(やまかわ・たつお)

日経ビジネス編集委員

「日経ビジネス」で自動車、商社業界などを担当後、2004年から4年間、ニューヨーク支局長。日経新聞出向を経て、東日本大震災直後から2014年3月まで同誌編集長。同年4月から現職。企業トップへの取材を通して、企業経営への提言を続けている。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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