• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

「支えられる側」から「支える側」の高齢者を増やそう

2013年12月9日(月)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 シルバー人材センターという名称をプラチナ人材センターに変えてみてはいかがでしょうか。ご存じの通り、同センターは高齢者向けに仕事を受託して提供する組織で、全国の自治体に置かれています。しかし、私の偏見かもしれませんが、どこかシルバーという響きが良くない。活力を感じさせません。これからの時代、高齢者が働くというのは、健康であり、社会に求められている証し。もっとポジティブな表現を使った方が、社会全体が元気になると思います。

 年金をテーマにした今号の特集には、全国の自治体ばかりでなく、韓国からも視察団が訪れる「福岡県70歳現役応援センター」の事例が紹介されています。高齢社会の進展に伴う社会保障負担の問題は、アジア諸国がやがて直面する共通の悩みです。もちろん、消費増税などによって収入を増やすことも、過剰な薬剤投与や病床数の削減で支出を減らすことも重要でしょう。しかし、もう1つの解決策は、元気な高齢者には、「支えられる側」から「支える側」に回ってもらうことです。

 一般的に生産年齢人口、いわゆる現役世代の定義は「15歳から64歳まで」とされています。しかし、誰が決めたのでしょう。私の周囲では65歳を超えてもすこぶる元気で、むしろ「現役」と呼ばれなくなったことに寂しさを覚えている人が多いように見えます。この生産年齢人口の定義を変えるとしたら、超高齢社会の先頭を走る日本しかないでしょう。元気な人は働く。そのためには、働いている高齢者が一番輝いているという風潮を社会全体で育む必要があります。

コメント0

「編集長の視点」のバックナンバー

一覧

「「支えられる側」から「支える側」の高齢者を増やそう」の著者

山川 龍雄

山川 龍雄(やまかわ・たつお)

日経ビジネス編集委員

「日経ビジネス」で自動車、商社業界などを担当後、2004年から4年間、ニューヨーク支局長。日経新聞出向を経て、東日本大震災直後から2014年3月まで同誌編集長。同年4月から現職。企業トップへの取材を通して、企業経営への提言を続けている。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

コメント入力

コメント(0件)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

日本全体として若い世代にもっと所得の分配をしていくべきだと思う。

川野 幸夫 ヤオコー 会長